【薬剤師が教える】便秘の原因になる食べ物5種類※便秘悪化を防ごう!

【薬剤師が教える】便秘の原因になる食べ物5種類※便秘悪化を防ごう!

 

食べ物が原因で便秘が悪化することもあります。

 

このページでは便秘の時に食べてはいけない食べ物や、注意して摂らないといけない食品や成分について解説します。

 

便秘の悪化原因となる食べ物を知ることで、普段の食事の便秘対策にお役立てください。


 

肉類を多く食べすぎると便秘悪化の原因に

肉の食べ過ぎが便秘悪化の原因

みなさんは野菜が便秘に良いと知る方が多いと思いますが、その逆のイメージがある「肉」が便秘原因になるということは想像が簡単でしょう。

 

食の欧米化という言葉を数値化

  • 1960年 肉の消費量 3キロ/年
  • 50年後 肉の消費量 43キロ/年

 

現在では昔と比べ食肉の消費量が軽く10倍超えをしています。

 

 

近年は食の欧米化が進み〜〜。
という言葉を聞く機会が多いと思いますが、じいちゃんの時代から比べると現代人の腸がびっくりしているのは間違いありませんね。

 

50年の年月はご先祖様から考えても、たった一世代前くらいの時間しかたっていないのにもかかわらず、とんでもない食の変化がおこっていることが分かります。

 

しかしお肉はおいしいですし、無理に量を減らすということをおすすめするわけではありません。

 

おいしくお肉を取るためにもバランスを取って食事を取っていくという思考に切り替えると便秘とうまく付き合っていけるのではないでしょうか。

 

 

肉類の過剰摂取が便秘に悪影響を与える理由について紹介します。

 

他の食品と比べ、お肉は消化にかかる時間がかかるため腸の動きが鈍くなる

 

肉にはたんぱく質が多いため、悪玉菌のエサとなり腸内環境を悪化させます

 

焼き肉を食べすぎた翌日のおならは、大量のたんぱく質が悪玉菌のエサとなり増殖し、硫黄のような強力な臭いのガスを大量に作り出すことがが原因です。

 

このようにお肉の食べ過ぎは便秘に悪影響がありますので、お肉ばかりを大量に食べるのではなく、サラダや焼き野菜など一緒に食べる食材も工夫しておいしくお肉を食べていきましょう。

 

糖分(甘いもの)を多く摂ると便秘悪化

ケーキなど甘い物は便秘悪化原因

次に甘い物の便秘の悪化原因についての話です。

 

最初に、お肉も、甘いものも、好きな食べ物が無くなると思う方もいるかもしれませんが、糖分の過剰摂取に注意をすればよいので上手に付き合っていきましょう。

 

甘いものは腸の中の悪玉菌の大好物です。

 

甘味を食べると悪様菌のエサがたくさん入ってくるため、悪玉菌の増殖が加速します。

 

また、過剰な糖分は「糖反射」という胃腸の動きが鈍くなる反射がおき便秘悪化の原因となります。

 

ケーキ食べ放題や甘味バイキングなどは論外ですが、お通じが悪い時はできるだけ過剰な甘いものはさけるとよいでしょう。

 

どうしても甘いものを食べたい時は、乳酸菌サプリなどで善玉菌を同時に入れるなどの対応も考えられます。

 

また、オリゴ糖を使ったお菓子に切り替えることや、ケーキやお菓子などではなくフルーツに切り替えるなどの対策も有効です。

 

タンニンをたくさん摂ると便が硬くなる

タンニンの入っている赤ワイン、お茶は便秘悪化原因

タンニンとは、赤ワインや渋柿などに含まれる「渋味」の成分です。

 

タンニンは医療用の薬ではタンニン酸アルブミン(タンナルビン:商品名)という下痢止めの薬があります。

 

便秘症の方がこのタンニンの成分を飲むことでさらなる便秘悪化の危険性があります。

 

タンニンが入っている食品、飲み物にはお茶(紅茶、煎茶、ウーロン茶)、赤ワイン、渋柿などが有名です。

 

お通じが悪い時には赤ワインやお茶関連はできるだけ避けたほうがよいでしょう。

 

体を冷やす食べ物は腸の動きが悪くなり便秘原因に

アイス、かき氷などの冷たい食べ物は便秘悪化原因

夏の暑い時期はアイス、ビール、ジュース、冷麺、そうめん、冷やし中華などの冷たいものを食べたくなりますよね。

 

たしかに暑い日には冷たい食べ物や飲み物を取りたくなる気持ちはわかりますが、摂りすぎることにより内臓が冷えてしまい、体温が下がり、血行が悪くなり、腸の動きも悪くなり便秘の悪化原因となります。

 

冷たい物は摂りすぎに注意しながら熱い夏を乗り切ってください。

 

 

また、野菜は食物繊維が便秘に効果的なイメージですが、夏野菜など体を冷やす野菜をサラダなどで大量に摂ると体を冷やし、野菜でも内臓機能を落とす可能性があります。

 

温かい時期が旬の野菜は、たくさん摂る場合は火を入れて摂るように工夫するとよいでしょう。

 

 

【※注意】食物繊維の摂り方を間違うと便秘悪化の原因になる

食物繊維も摂り方を間違うと便秘悪化原因

最初に食物繊維の種類についてお話します。

 

食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。

 

簡単に説明すると不溶性はうんちの量を増やし、水溶性はお通じを軟らかくする水分量を増やす働きをします。

 

 

食物繊維は便秘に良いから積極的に摂るという方が多いですが、便秘の状態によっては悪化原因になることがあるので注意が必要です。

 

なぜ食物繊維が便秘を悪化させるのか、その理由を具体的に紹介します。

 

 

便秘の状態が悪い、3日〜5日くらいの腸の中を想像してください。

 

肛門の近くの直腸からS字結腸に大量に便が渋滞をしている状態です。

 

これらの便からは水分が抜けてカチカチになっている状態で、肛門の栓をしているような状態です。

 

この時に不溶性食物繊維という便の量を増やす繊維をたくさん摂ってしまうと、栓をしている上からたくさんの便の材料が入ってくるため、便秘がどんどん悪化してお腹が苦しくなってきます。

 

お通じがないにもかかわらず渋滞の最後尾に渋滞を追加することになりひどくなってしまいますね。

 

便秘の状態が悪い時には無理に不溶性食物繊維を摂ると悪化してしまうため、消化のいい食べ物と水溶性食物繊維を摂るようにしましょう。

 

また、あまりにも便が硬く肛門部につまりがある場合は一度便秘薬で押し流し、一度お腹をリセットしてから食事や運動での便秘対策をすることをお勧めします。

 

 

【専門家が教える】便秘解消3つのコツ

性別・年齢別の便秘対策


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妊婦の便秘


赤ちゃんの便秘


子供の便秘


男性の便秘


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