便秘の種類とは?すべての便秘の種類を知ることで正しい対処方法を!

便秘の種類とは?すべての便秘の種類を知ることで正しい対処方法を!

 

便秘の種類についてこちらでは詳しく説明していきますね。

 

たかが便秘と思われるかもしれませんが、便秘が引き金になり大きな病気に発展しないとも限りません。

 

便秘にはいくつか種類があり、それぞれの便秘において対応方法が別にあります。

 

便秘の種類と症状を知ることでご自身にあった対処方法を行う手助けとなると幸いです。


便秘には大きく最初に二種類に分類されます。

 

機能性便秘と器質性便秘です。

機能性便秘とは

機能性便秘とは、腸の動きが悪くなることが原因で便秘を引き起こす状態のことをさします。

 

腸の動きが悪くなる原因として生活習慣や食生活の変化、環境の変化などがあります。

 

機能性便秘は病気が原因でおこるものは除外されます。

 

機能性便秘@ 急性便秘

急性便秘は字の意味の通りなのですが、一時的に便秘になってしまう状況です。

 

いつもは便秘症状がない方が、突然起こる便秘です。

 

その原因について書いていきます。

 

急性便秘の原因
  • 急激なダイエットによる食事量の低下、食物繊維不足
  • 食生活の偏りによる、食物繊維不足で便のもととなる物がない
  • 旅行、就職、結婚、離婚、入学、新学期、クラス替え、人間関係の悪化などストレスを感じる状況や普段と違う環境で起こる精神過敏状態
  • 過度の運動不足、入院、寝たきりなど動きが減ることによる腸の動きの低下
  • 水分を摂らないことによる便の水分量が減り、直腸で硬くなってしまう状態

原因は上記のような今までとは違う環境による便秘なので、環境や状況が元に戻ると体調も戻るのが特徴です。

 

まず便秘薬などには頼らず、元の生活環境に戻すことを意識しましょう。

 

機能性便秘A 慢性便秘

慢性便秘は便が2日〜3日でないことが良くあり、この出ない時期が続けて一か月ほど続くことを慢性便秘といいます。

 

日常的に便秘になりやすい体質であることを意味します。

 

慢性便秘は三つの便秘に分類されます。

 

慢性便秘@ 弛緩性便秘

弛緩性便秘は主に女性や高齢者に多い便秘です。

 

腸の状態は、大腸の動きが弱く、便を移動させる蠕動(ぜんどう)運動がおこりづらく、便の輸送能力が低い状態です。

 

腸の筋肉は「平滑筋」といい自身の意識で動かすことができませんが、腸の動きやすい環境や食品で補助してあげなくてはなりません。

 

慢性便秘A 直腸性便秘

直腸性便秘は大腸の機能は通常なのですが、肛門の直前の直腸部分で便が止まってしまっている状態の便秘です。

 

直腸性便秘の原因は習慣性といわれており、「便意の我慢」や「浣腸の乱用」により便意を感じる反射が起こらなくなってしまう状況です。

 

悪い習慣を治し、便の流れを良くすることで改善することができます。

 

慢性便秘B 痙攣性便秘

痙攣性便秘はストレスによる原因と、過敏性大腸炎の二つの原因があります。

 

症状は便秘と下痢を繰り返し、硬くウサギのフンの様なコロコロした便が多く、下腹の痛みを伴うことがあります。

 

痙攣性の便秘の場合、大腸を動かすタイプの便秘薬を使うと症状が悪化するので注意しましょう。

 

 

慢性便秘の3つの種類については以上です。

 

続きまして医原性便秘について解説していきます。

 

医原性便秘とは

医原性便秘とは薬の副作用で便秘になる状態のことです。

 

薬の本来の作用である病気を治す主作用ではなく、余計な(過剰な)作用としておこる副作用で便秘になってしまうことがあります。

 

どのような薬に多いのか?

がんの薬で利用する痛み止めの麻薬成分「モルヒネ」などによる医原性便秘が有名です。

 

デュロテップMTパッチにいたっては便秘の発生頻度は「52.5%」と半分以上に症状がでます。

 

 

それ以外にも、うつ病の薬の副作用として有名な「抗コリン作用」による便秘があります。

 

抗コリン作用は大腸の動きを弱める作用があるので、便秘になりやすい状態です。

 

最後に:器質性便秘にとは

最初の機能性便秘とわかれる反対側の便秘です。

 

 

器質性便秘とは消化管の病気が原因となり便秘になる状態です。

 

大腸の炎症や、腸閉塞、腸の腫瘍などによる腸の動きが悪くなったり、せまくなったり、動かなくなったりするという状態です。

 

 

この状態は重大な病気の可能性がありますので十分な注意が必要です。

 

発熱が起こったり、激しい嘔吐、激痛、血便や便に粘液が混じっているなどの症状が出た場合は早めに病院に行きましょう。

 

腸閉塞、腹膜炎、大腸がん、腸ねん転、潰瘍性大腸炎、子宮筋腫などの病名がそれにあたります。

 

 

消化器専門の医師に診てもらった方が良いので、普通の内科ではなく消化器科か胃腸科などの病院を選ぶと良いでしょう。

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