痙攣性便秘とは?その症状と原因、治療薬について

痙攣性便秘とは?その症状と原因、治療薬について

 

痙攣性便秘は大腸が過剰に緊張した状態が続くことで起こり、食事の直後に腹痛を伴いやすいのが特徴です。

 

腸が常に緊張状態にあり、働き盛りや若い人に多くみられます。


痙攣性便秘とは?

痙攣性便秘

 

痙攣性便秘とは機能性便秘の一種類で、

 

ストレスなどが原因で副交感神経の過剰な緊張がおこり、結腸部分がれん縮をおこし狭くなります。

 

便の通り道となる消化管が狭くなることにより直腸に便が移動するまでに時間長かかってしまう便秘のことです。

 

痙攣性便秘の原因は?

 

痙攣性便秘は、精神的、心理的なストレス生活習慣の乱れが主な原因でおこります。
過度なストレスから自律神経の働きが乱れ、交感神経と副交感神経が正常に作用しなくなってしまいます。

 

自律神経は体内の代謝や消化に関係する機能をコントロールしていますが、睡眠時や入浴時などリラックスした状態で活発になる副交感神経が正常に働かないと、腸のぜん動運動が鈍ってしまいます。

 

痙攣性便秘の症状について

 

便秘と下痢が交互に起こりやすいのが痙攣性便秘の特徴で、胃腸が活発に動く食後に腹痛をもよおすことが多くみられます。

 

便意が強いわりに出る量は少なく、やっと出たとしてもウサギのフンのようなコロコロの便が少し出るといった症状が続き、残便感があります。

 

電車の中や大事な会議中に急に便意をもよおしたりすることもあるので、痙攣性便秘自体がストレスになることもあるようです。

 

痙攣性便秘の薬による治療について

痙攣性便秘の場合、下痢症状の場合と便秘症状の場合があり薬の選択が普通の便秘と比べ難しいですね。

 

一般的には整腸剤を使い治療していくことがありますが、腸の筋肉の緊張、痛みを取る鎮痙剤を使うこともあります。

 

市販の下剤のような成分はこの便秘を悪化させるので、自己判断で下剤を飲まない方がよいでしょう。

 

もし市販薬を使いたい場合は、下剤は利用せず整腸剤や乳酸菌サプリなどを試してみることをおすすめします。

 

病院にいける方は、医師の診断を受けると安心ですので、胃腸科、消化器科の医師へ相談してみましょう。

 

痙攣性便秘で使ってはいけない薬

 

痙攣性便秘は大腸が収縮してしまっているため起こる便秘のため、無理に腸を刺激し便を押し出すタイプの便秘薬は使用禁忌となります。

 

使ってはいけない便秘薬の成分は、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DDS)、フィノバリン、センノシド、ビサコジルなどです。

 

医療の便秘薬であれば、プルゼニド、センノシド、アローゼンなどです。

 

市販の便秘薬であれば、コーラック、スルーラック、ビューラック、新ウィズワンなどを利用してはいけません。

 

治療法

 

 

精神的なプレッシャーやストレスが原因となることが多いので、ご自身の生活の中でストレスになっていることを考え、取り除けるのであればストレス原因から離れることがよいでしょう。

 

しかし、ストレスをなくすというのは難しい方が多いと思いますので、ストレスを発散する時間を上手に作ることが重要です。

 

あなたの大好きなストレス発散法はなにかありますか?

 

もしなければ、ウォーキングや半身浴、深呼吸や簡単なヨガなどを生活に取り入れてリラックス時間を作りましょう。

 

この便秘で腸を刺激する一般的な便秘薬を使うと悪化しますので、大腸刺激系の便秘薬は使わないようにしましょう。

 

また、食物繊維を取り過ぎても大腸が過剰に働くので良くありません。

 

腸内環境を整えるためには刺激が少なく、腸を冷やさない食品を摂取すると良いでしょう。

 

痙攣性便秘は、精神的な緊張やストレスが根っこにあるので、自律神経を整えることが大切です

 

早く改善しょうと、あせるとかえって腸が過敏になってしまいます。

 

難しい部分ではありますが、ストレスと仲良くなれるよう日々の睡眠や入浴、食事などに気をつけて、心身をリラックスさせるよう工夫してくださいね。

 


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