【除菌しすぎに注意】泥んこ遊びしない子はアレルギーになる?! 乳酸菌とアレルギー、免疫について

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泥んこ遊びしない子はアレルギーになる?!

泥んこ遊び

 

 

こんにちは薬剤師のタカラです。

 

除菌とアレルギーの関係性について、かねてからとても興味がありました。

 

いつかこのお題は勉強しなくてはいけないと思っていたことなので、今回腰を据えて調べてみました。

 

その中で面白いと思うことや、いま自分が思うことについてまとめていこうと思います。


 

このお題が気になっていた理由

 

薬局でよくこんな質問がお母さんからありました

 

 

子供の鼻水が止まらず、今回アレルギー検査をうけることになりました。

 

花粉症は以前からあるのでスギ花粉の反応が出るのは分かります。

 

しかし、ブタクサやハウスダストにもかなりのアレルギー反応があるんです。

 

ハウスダストって言えば家が汚いと言われているようで・・・苦笑

 

私自身そんなに汚くしているつもりはないですし、これ以上アレルギーの原因をどうしていいのかわからないんです。

 

花粉の時期だけじゃなくて年中アレルギーの薬もらいに来るのも・・・ 

 

なんかね・・・


 

いま思うと本当に恥ずかしいことなのですが、当時の私は知識不足でお母さんの質問に的外れな回答しか答えられませんでした。

 

 

そうですよね。 一年中アレルギー薬はちょっと嫌ですよね...

 

ハウスダストですか...

 

家の掃除をもっとこまめにした方がよい....のかな?

 

まぁ、新しいアレルギーの薬が出てますので、この薬を試してみてください。

 

前の薬はやめて、こちらから飲み始めてください。

 

初めての薬なので眠気が出たらご連絡下さい。


このような回答をしていたように記憶しています。※回答逃げてます。

 

心の中では、このお母さんの家が汚いようには思えないんだが・・・ 原因はなんだろうと思っていました。

 

そもそもこのような質問をいただくお母さんの多くは、とても小奇麗な身なりをされていて、子供の病気に関して勉強熱心。

 

しっかりと薬や副作用についても聞いてくださり、できるだけ子供には正しい対処法をするような雰囲気があります。

 

質問していただいた方の家にお邪魔し、掃除の状況などを見てまわったわけではないのでなんとも言えませんが、回答から逃げている部分や根本的な原因はなんなのかにも疑問が残り、患者さんに役に立つ回答をお伝えできずに心苦しい思いでした。

 

それから数年がたち、乳酸菌や腸内フローラの勉強をすると、この疑問にすこし役立つ回答ができるのではないかということを今回知ることができました。

 

※これからお伝えすることはすべての方のアレルギーを解決する方法ではありません。
一つの知恵ということで小耳にはさんでくださいね。

 

アレルギーと免疫

アレルギーとは本来は害のないもの(花粉、ダニ、食べ物など)に過剰に免疫反応を起こしてしまう現象です。

 

免疫は異物や病原体を排除しますが、栄養素や無害なものに反応する必要はありません。

 

むしろ食べ物は栄養素なので排除してはいけないのですが、一度異物と認識すると入ってきた途端過剰に反応します。

 

常に免疫ドッカーン! 敵も味方も皆殺しじゃーー!!!

 

なんて免疫は怖いですよねw

 

そこで免疫活動を必要以上に機能しないよう抑制する働きも存在ます

 

この話を言葉で説明すると、このページ自身にアレルギーを起こす方が現れてしまうので図にしました。

 

どろんこ遊びしない子はアレルギーになってしまう?!の例

 

▼免疫の担当細胞

 

【除菌しすぎに注意】泥んこ遊びしない子はアレルギーになる?! 乳酸菌とアレルギー、免疫について

 

参考:谷口医院院長ブログ http://taniguchiiin.jp/blog/?p=1854

 

このヘルパーT細胞同士の抑制しあう部分に注目です。

 

野山で遊んだり、草野球やサッカー、砂場でおままごとなど、泥んこ遊びをすると自然と雑菌との接触が増えます。

 

すると免疫細胞であるth1(ヘルパーT細胞1)活性が高くなり、th2(ヘルパーT細胞2)の免疫が過剰に発動した時には抑制する力を発揮します。

 

現代社会は昔と比べ、除菌、抗菌、きたない遊びをしないなど、とてもクリーンな環境が多くなってきているのを肌で感じます。

 

もちろん、必要な場面での除菌や抗菌は不可欠です。

 

しかし、過剰な除菌は不必要なのではないかと思います。 

 

そもそも我々は菌とともに、共生しているのですべてを除菌して生活することは不可能です。

 

私個人の昔話で恐縮ですが、学校帰りに花を摘んで蜜を吸い、桑畑の中を探検して桑の実を食べ、へびイチゴがなっている神社にいって食べてみたりと、今ではちょっと考えられないことをしていました。

 

自分の子供をこのように拾い食いする状況を放置するかはちょっと考えますが、

 

潔癖といわれるほどの雑菌の除去することはいかがなものかな...と、思う次第です。

 

 

話は元に戻りますが、薬局で質問をいただいたお母さんのお子さんは外でいっぱい遊んでいたのかな? どんな環境だったのかな? 食生活はどうなのかな? などと想像をめぐらせます。

 

もうひとつ気になっている、抗生物質の腸内除菌に関して

以前私は、耳鼻科の前の薬局で働いていたことがありました。

 

その病院は当時地域では人気がある方の病院でした。

 

薬の出し方は抗生物質を比較的よく処方し、他の病院と比べると症状が良くなるというのがパターン化しており、働いている時はそういうもんなのかな?とあまり疑問を持ちませんでした。

 

抗生物質は「菌」を除菌する薬なので、病原菌が悪いことをしていると、抗生物質が効果を発揮し症状が改善します。

 

一方、抗生物質は菌を殺す薬なのでウイルスは殺すことができません

 

耳鼻科で働いていると、中耳炎や副鼻腔炎などで毎日患者さんがやってきます。

 

急性期の症状の患者さんに抗生物質を渡し、その後病院に来なくなる場合は薬がしっかりと効いたため治ったと判断できます。

 

しかし、治らずに慢性化してしまう方も中にはいます。

 

中耳炎や副鼻腔炎が慢性化した人への治療法として、マクロライド系抗生物質の長期投与などの処方を良く見ていました。

 

この治療法についての話は専門的になるので割愛しますが、一か月など長期にわたって腸の中が抗生物質で除菌するような処方なので、先ほどの図で考えるとアレルギーがおこりやすい環境を作り出しているとも考えられます。

 

しかも一か月で済めばいいですが、かなり長く飲む人も・・・

 

たしかにこの治療法は確立されており効果があるという論文があるため、患者さんを本当に治したくて医師はこの治療を選択していると思います。

 

また、我々薬剤師は診察室に入って見ているわけではないので、どんな考えで医師が治療しているのかを深く知る余地はありません。

 

この治療法で良くなるのであれば、チャレンジする価値が大いにあると思います。

 

しかし全員が治るパターンではなく、そこそこ中耳炎や副鼻腔炎が良くなっては風邪をひいて症状の悪化を繰り返し...の永遠ループしている人もいなくはないんですよね...

 

腸の中を抗生物質で除菌しすぎることで、正常な免疫に問題がないのかも疑問が残ります。

 

とは言うものの、治療法や医師、抗生物質にいちゃもんをつけたいわけではないので、現在の症状と治療方針、経過は医師とよく相談して最善の方法を選択してください。

 

医師は専門家なのでそれぞれ最善の答えを持っています。 その説明に納得ができなければ他の病院を選択すればよいことなのです。

 

悲しい小話

 

多くの薬剤師は医師の治療方針には逆らいません。

 

治療に関して否定的な患者さんの質問があっても明確な否定をする人は少ないでしょう。

 

そこには大人な事情がたくさんあるのです・・・

 

除菌と免疫というテーマで考えた時、個人的に思うことをつらつらと書いてきましたのでだいぶ話が脱線しました。

 

ちょっと話を戻します。

 

アレルギー対策

 

雑菌と戯れるとこで、アレルギーが減るかもしれないということですが、外遊びで泥んこだらけというのは抵抗がある方もいるでしょう。

 

また、防犯や交通事情の危険性なども考えなくてはならないなどその他のリスク管理も必要です。

 

私自身子供が拾い食いしているのを見て、止められる自信がありませんし、防犯や交通事故リスクを考えると遊ばせ方はいろいろと考えてしまいます。

 

そこで対策方法の一つには、食べ物からのアレルギー対策をするのが良いのではないかと思います。

 

th1/th2のバランスが崩れ、アレルギーが発症しないようにする方法の一つに乳酸菌でバランスを整えられるという研究結果が出ています。

 

・アサヒグループホールディングスの研究

 

引用:http://www.asahigroup-holdings.com/research/calpis/hakkouken/introduce/biseibutsu/report/

 

上記は、th1/th2のバランスを整えるには乳酸菌を摂取するとバランスが整うため、花粉症やアトピー、アレルギー性鼻炎などに悩んでいる方は乳酸菌を取ってね!という内容です。
※詳しくはリンク先をご一読ください。

 

さらに乳酸菌の中でもアレルギーに効果的な菌を特定しているのがAsahiの研究開発部で、L92株という乳酸菌がこのアレルギーの免疫バランスを整え、効果的だということをつきとめています。

 

現在アレルギー症状が出ている方には、この特定されている乳酸菌を取ってみるのも一つの良いアイデアですし、予防効果を考え普段からヨーグルトや発酵食品などを積極的に摂るように食事を工夫することも良いと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

アレルギーと免疫、雑菌や泥んこ遊びなどの話がすこし長くなりましたが、このページでお伝えしたかったのは以下の事です。

 

食事や自然から、雑菌や乳酸菌などの菌とふれる機会を増やすことで、人はもっと健康になれるのではないかということです。

 

人間の腸は免疫の約60%が存在していると言われています。

 

その腸には腸内細菌が500兆〜1000兆個も存在しています。

 

菌の重さで言うと1.5kgにもなります。

 

我々はもともと菌とともに生きている共生状態です。

 

過度な除菌生活よりも自然な菌とのふれあいを重要視した方がよいのではないでしょうか?

 

食事も和食を中心とした発酵食品を多く摂ることがよいでしょう。

 

発酵食品は我々を健康に生かしてくれる、強い見方です。

 

納豆、味噌、醤油、お漬物などのもともと日本人のご先祖様が食べてきた食事を積極的に摂り、自然と触れ合う遊びをしましょう!

 

家の中でゲームするくらいなら、ポケモンGoで外遊びするのもあり!

 

帰ってきたら冷えた乳酸菌飲料のヤクルトやカルピスをグピッと飲みほし、ザ・日本の夏を満喫するのが良いですね。

 

と、書いている自分はクーラーガンガンの部屋で記事を書いているので、これを書いた後はすこしお外に行こうと思います。


 

 

 



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