薬剤師が教える!大黄甘草湯の便秘解消効果と副作用

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薬剤師が教える!大黄甘草湯の便秘解消効果と副作用

 

 

 

こんにちは!薬剤師の植松です。
「大黄甘草湯」というお薬を聞いたことがあるでしょうか?漢字の羅列からこれは漢方薬だ!と判断できた方もいるでしょう。

 

しかし、あまり聞きなれない漢方薬かもしれません。
ところが「タケダ漢方便秘薬」ならどうでしょう?

 

どこかで聞いたことがありませんか?
実は大黄甘草湯はタケダ漢方便秘薬に含まれている漢方薬なのです。


 

大黄甘草湯の効果について

漢方薬は「証」と呼ばれる体質に合わせて用いられるのが一般的です。
しかし、大黄甘草湯はどのようなタイプの方にも用いることのできる漢方薬であるという点が特徴的です。

 

便秘に対して用いられる漢方で、便秘の中でも特に常習性の便秘の方に用いられます。
効果の発現に関しては、非常に個人差のある薬で腸内細菌の構成によって薬効の現れ方が異なるのではないかと考えられています。

 

そのため、実際に飲んでみるまで効果の程度は何とも言えないと思います。

 

副作用について

大黄甘草湯は用法を守った上での飲み方であれば特に大きな副作用の心配はいりません。

 

しかし、「甘草」と呼ばれる成分の入った漢方薬の過剰服用で偽アルドステロン症と呼ばれる副作用が発現する可能性が考えられます。

 

偽アルドステロン症の初期症状は、脱力感や筋肉痛、手足のしびれです。
用法量飲んでも便通状態に変化がないからといって、自己判断で追加し飲むといったことは絶対にしてはいけません!

 

また、特に漢方薬には甘草が入っている製品がたくさんあるため、同時に飲む薬にも注意が必要です。
組み合わせによっては、知らぬ間に過剰量の甘草を服用してしまっていた!ということにもなりかねません。

 

飲み方について

大黄甘草湯は1回1包を1日2回、食前に飲みます。
大黄甘草湯に限らず、漢方薬は食前に飲んだ方が、吸収率が高まると考えられていますが、どうしても飲み忘れてしまうといった方は食後に飲んでも問題はありません。

 

妊婦は飲んでいい?

大黄甘草湯は妊婦さんに対しても処方される漢方薬です。しかし、便秘の判断は難しく人それぞれ便秘の原因は異なります。

 

そのため、まずは自己判断で解決しようとせずに産婦人科で便秘について相談するとよいでしょう。
大黄甘草湯ではなく、より自分の状態にあった便秘薬を処方してもらえるかもしれません。便秘の状態に見合った適切な薬を飲むことが大切です。

 

 

薬剤師からのまとめ

 

 

 

大黄甘草湯など漢方薬は、あまり薬を飲みたくない方々から特に人気があるように思います。

 

漢方薬=体に優しいといったイメージからきているように思いますが、漢方薬だから副作用がないわけではありません。

 

体に対して何らかの良い影響があるということは、使い方によっては悪い影響を及ぼすこともあるということです。

 

薬は漢方薬であっても、諸刃の剣であることは常に頭に置いておかなければなりません。甘草の入った漢方薬は特に用法量以上の服用にならぬよう気をつけましょう!


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