【薬剤師がおすすめ】正しい下剤の選び方で体質改善!副作用や危険性も知ろう

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下剤を選ぶなら薬剤師に聞いてほしい

 

下剤は種類もたくさんあり、自分に合った薬を選ぶのに迷うことがありますよね。

 

このページでは正しい下剤の選び方や便秘体質の改善法について紹介します。

 

下剤のダイエット利用や、知らずに強力な下剤を使ってしまっている方など、下剤の効果と注意点をしっかりと理解していただくために紹介します。

 

間違いのない下剤選びの参考になさってください。


◆下剤ページメニュー

【重要】正しい下剤選びとは

刺激系下剤の代表格である「コーラック」「スルーラック」「ビューラック」。
(※刺激系下剤は○○ラック以外にもたくさんあります。)

 

みなさんも下剤を選ぶ際に上記の商品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

刺激系の下剤はとても排泄能力が高く、夜飲んで翌朝効果があるというものが多いです。

 

便秘で3日以上辛いというような状態の時には、一度腸の中をリセットするという意味で刺激系の下剤はとても有効です。

 

しかし刺激系の下剤を使用する際は注意していただきたい点があります。

 

それは便秘原因の対策を一切していないという点です。

 

一時の不調は治るけれど、原因が解決していなければ数日後にはまた便秘になってしまいます。

 

刺激系下剤を飲むことを長年していくと次第に腸が薬の刺激に慣れてしまいます。

 

最悪のケースでは下剤の量が増えていき下剤なしでは出せなくなるような方も少なからず存在します。

 

下剤選びは2パターンで排便習慣をつけるところから

理想は下剤を飲まなくてもすっきりと毎朝出て気分良く過ごしていただくことです。

 

この理想に近づけるには以下の方法がよいでしょう。

 

下剤をどうしても使いたい場合、「便秘の不調な時」と「普段時」の2パターンで下剤の使い分けるべきです。

 

普段は腸への刺激が少ない塩類下剤(酸化マグネシウム)を利用し、本当に不調時には刺激系下剤を利用するという方法が良いでしょう。

 

この方法で毎日の排便習慣をつけていきながら、排便習慣をつけるための正しい便秘対策を行ってください。

 

■上記の下剤の使い方とともに一緒に行う便秘対策

乳酸菌を摂る

整腸剤や乳酸菌サプリ、ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日摂る

善玉菌を増やす

水溶性食物繊維、オリゴ糖を毎日摂る

水分をしっかりと摂る

1日2リットルをこまめに摂る。冷水ではなく常温以上がおすすめ

適度な運動

激しい運動ではなく、リラックスできる有酸素運動がおすすめ

しっかりと睡眠をとる

夜更かしせず、毎日7時間以上は寝ることが目標

乳酸菌の効果は、腸内フローラを整え腸の中の善玉菌が増えるお手伝いをすることができます。

 

腸内フローラが整うと腸が自力で動く状態を作ることができ、便秘体質の改善につながります

 

普段から腸内フローラを整える食事、薬、健康食品を利用しながら改善していきましょう。

 

そこに適度な運動と水分摂取、しっかりとした睡眠やリラックス時間があることで腸が元気に動きだします。

 

このような状態を作り出し、排便習慣がつけば下剤が不要になり、毎日すっきりとした生活にすることが可能です。

 

下剤の商品紹介の前にとても重要なことなのですこしだけ私の思いを書かせていただきました。

 

薬を利用しながらも、生活習慣の改善をしたいとお考えの方は以下のページを参考にすると良いでしょう。

【薬剤師が教える】今すぐ効果のある便秘解消法から体質改善までの流れ

 

市販の下剤【種類別まとめ】

市販の下剤はたくさんの種類がありますが、使われることが多いのが刺激性下剤、塩類下剤の二種類です。

 

よくテレビCMなどで見る下剤は刺激性下剤に分類されるものが多いですね。

 

どんなものがあるのか表で一覧にしました。

下剤種類 商品名 代表的な成分
大腸刺激性下剤

 

ビサコジル
ピコスルファートナトリウム
センナ
大黄
アロエ
カスカラサクラダなど
塩類下剤 酸化マグネシウム
水酸化マグネシウム
小腸刺激
  • 日本薬局方 加香ヒマシ油
ヒマシ油
膨張性下剤
  • 新ウィズワン※
(※刺激性下剤も配合)
ブランタゴ・オバタ
サイリウム
浸潤性下剤 (※刺激性下剤も配合) ジオクチルソジウムスルホサクシネート
(DSS)

※印は他の刺激系下剤成分も入っています。
下剤や便秘薬の呼び方を、瀉下薬(しゃげやく)と言うことがありますが同じ意味です。

強力で即効性がある大腸刺激性下剤

いまどうしても便秘が辛く、いますぐどうしても便秘を解消したい方におすすめなのは大腸刺激系の下剤です。

  • 大腸刺激性下剤の効果

刺激系下剤は、薬の成分が腸を刺激し、刺激に反応した腸が大きく動き排便する働きがあります。

 

商品名:コーラックスルーラックタケダ漢方便秘薬ビューラックなど

 

大腸刺激性下剤の特徴は「即効性」です。

 

  • 大腸刺激性下剤の注意点

注意点は、刺激が強いため腹痛、下痢などの副作用が出る可能性があり、作用が強力なので毎日飲むなどの連用はさけてください。
毎日飲んでしまうと、腸が慣れて効果が出づらくなるなどの問題があります。

 

  • 大腸刺激性下剤の副作用

下剤の効き目が比較的強いため下痢や腹痛、胃痛などが発生する場合があります。

 

安心・安全な下剤で効果のある塩類下剤

下剤の効果は十分にほしいが、癖にならない安心の下剤を選びたい方におすすめです。
排便習慣をつけるのに良いのがこの下剤の種類です。

  • 塩類下剤(酸化マグネシウム)の効果

腸の中の水分を保持し、便が柔らかくなることで排便が楽になる下剤です。

 

商品名:酸化マグネシウムE便秘薬、3Aマグネシア、ミルマグ、スラーリアなど

 

この薬の特徴は、お通じが軟らかくなりするりと排泄することができるようになることです。腸への刺激が少ないため、長期で飲むことができ刺激系の下剤と比べ安心して飲めることが良い面です。
市販の薬や病院で処方される薬もあり、たくさんの種類があります。

 

  • 塩類下剤(酸化マグネシウム)の注意点

水分を保持する便秘薬なので、コップ一杯程度の多めの水で飲むとより効果的です。
腎臓病、心臓病の方は医師の診断を受けてから使用してください。
酸化マグネシウムと大量の牛乳は一緒に飲んではいけません。(通常飲む牛乳程度であれば大きな問題はありません)

 

  • 塩類下剤(酸化マグネシウム)の副作用

 

刺激性の下剤に比べると効き目はマイルドですが、体調、薬の量によって下痢、腹痛などの副作用が出ることがあります。
効果が出すぎる場合は、量を少なくするなど量の調整をしてください。

 

スムーズな排泄をしたい方におすすめな浸潤性下剤

便が硬く出しずらい方におすすめの下剤です。

  • 浸潤性下剤の効果

腸の表面張力が低下し便の滑りがよくなります。
便の水分量が増えることで便が柔らかくなりスムーズに排泄することができます。

 

この下剤は単独では排泄効果が高くないため、他の下剤成分と一緒に配合されているケースが多いのが特徴です。

 

この成分が入っている下剤はコーラック2スルーラックプラスです。※いずれも刺激系下剤の成分とともに浸潤性下剤が配合されています。

 

  • 浸潤性下剤の副作用

下剤効果はマイルドですが、市販の下剤の浸潤性下剤には刺激性下剤とのセットで配合されていることが多く、下痢、便秘の副作用があります。

 

その他の下剤

  • 小腸刺激性下剤の効果

漢字の通りの効果ですが、小腸を刺激することで腸を動かし、便を出しやすくする働きがあります。
近年ではあまり使用はされていません。

下剤を飲んでから効果が出るまでの時間

下剤を飲んでから効果があるまで時間は、6時間から12時間くらいと考えるとよいでしょう。

 

夜寝る前に飲むと朝に便意が起こり排便できるので、即効性を体感できる薬が多いです。

 

飲むタイミングは多くが夜一回で服用することが多いです。(飲み方についてはそれぞれの薬の添付文書をご覧ください。)

 

便秘改善効果の強弱は
「刺激性下剤>>塩類下剤」
塩類下剤の酸化マグネシウムはマイルドな効き目なので安心して利用することができます。

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即効性の下剤がほしい方へ

急ぎの下剤

今とても便秘が辛く、すぐに解決したいという方におすすめなのが「大腸刺激性下剤」です。

 

この種類の下剤は、腸に入ると腸内細菌の影響をうけ薬の成分変化を起こし、腸壁への刺激をします。

 

刺激をうけた腸管が大きく動くことで便を運び出し、肛門上部の直腸へ押しだすため、排便力が強いのが特徴です。

 

入手がしやすいところもおすすめのポイントです。

 

お急ぎの方は、お近くのドラッグストアや薬局に行けばすぐ手に入れることができます。

 

ドラッグストアの薬剤師に相談すると、おすすめを教えてくれます。

 

代表的な「大腸刺激性下剤」はコーラックです。

 

コーラックといっても、種類が6種類あります。

 

強力な下剤の作用がほしい方は「コーラック2」、一般的な症状の方は「コーラック」、初めての飲む場合は「コーラックファースト」などを選ぶとよいでしょう。

 

たくさんの種類があるコーラックの詳細を知るには以下をご覧ください

【下剤】コーラックの選び方はこちらから

 

急ぎの便秘対策を知りたい方はこちらから

【薬剤師が教える】安全ですぐ効く便秘解消法

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便意がこない人の下剤選び

便意がない時の下剤

慢性的に便秘状態が続くと「正常な便意がおこらない」という方がいます。

 

お腹の中で、モヤモヤしているのに便意がないというのは非常に辛いことです。

 

正常な便意がおきない方の対策としては、我慢をしないことから始めてください。

 

  • トイレに行きたいのを我慢しない
  • おならが出そうな時、我慢しない(トイレに行くなど)
  • 便意が来たらトイレに行く

 

我慢をし続けると、便意がおこる反射がおかしくなり、正常な便意を催さなくなります。

 

我慢状態が習慣化すると、便が肛門近くに来ても便意がおこらなくなります。

 

また、おならの我慢にも問題があります。

 

便秘でお腹が張る状態が続くと、悪玉菌が増えガスがつぎつぎに発生し、お腹が張って苦しくなります。

 

こうなると、おならを我慢することも増えますが、肛門に力を入れ我慢する癖がついてしまうのは良くないことです。

 

おならの我慢も便秘解消のためにはできるだけ避けたいところです。

 

おならを自由にするというのは難しいかもしれませんが、できるだけトイレに行くなどの対策を取ってください。

 

我慢をできるだけしないことで、少しずつ自然な便意がある状態に近づきます。

 

 

次に、お通じの流れを良くしていきます。

 

それには「塩類下剤」の酸化マグネシウム便秘薬を利用すると良いでしょう。

 

 

酸化マグネシウム便秘薬を利用することで、強い便意がなくてもスムーズなお通じがあり、やがて良い習慣が身につくと自然な便意がおこるようになります。

 

また、酸化マグネシウムに追加して「腸内フローラの改善」を行ってください。

 

便意がこない方の多くが、腸の動きが悪くなっており、元気に動けない環境になっています。

 

便秘が悪化することで、腸内に悪玉菌が増え、腸内がアルカリ性に傾きます。

 

この状況は、腸内での善玉菌の増殖を抑制するとともに、腸の動きが悪い状態を作りだします。

 

 

この状況を打開するには、日々の食事から善玉菌を補うことをおすすめします。

 

善玉菌を摂ることで腸内環境が整い、悪玉菌が増えるのを防ぐため、便秘解消に効果的です。

 

善玉菌を摂るにはヨーグルト、味噌、醤油、漬物などの乳酸菌発酵をしている食品を毎日摂ってください。

 

また、ひどい便秘の方は乳酸菌サプリも検討してみましょう。

 

最新の乳酸菌サプリ商品には、カプセルに工夫をすることで、胃酸で溶けずに腸までしっかりと届ける技術が施されているものも存在します。

 

また、排便回数の増加などの臨床データを消費者庁に提出している乳酸菌サプリもあります。

 

なかなか下剤が手放せなくて困っている方は、乳酸菌サプリで下剤の量を減らしていくこともできますよ。

 

腸内フローラの改善で下剤なしの生活に!

【薬剤師が教える】乳酸菌サプリの正しい選び方/便通改善編

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食事生活が乱れている方の下剤

  • 外食が多い方
  • ダイエット中で食事制限をされている方
  • 野菜をあまり食べない方
  • 食生活が乱れている方

このような方は下剤を選ぶ前に「食物繊維」を摂るなど食事の改善を考えましょう。

 

食物繊維はその性質によって水溶性食物繊維と不溶性食物繊維という2つの種類に分類され、「水溶性:不溶性=1:2」の割合で食べると便秘に効果的、とされています。

 

専門家による食事全般に関する便秘対策は

「栄養士が教える」便秘対策の腸内フローラ食材

のページをご覧ください。

 

食事の対策ができている方で、どうしても下剤を使う場合は「膨張性下剤」か「塩類下剤」のどちらかを選ぶとよいでしょう。

 

膨張性下剤は基本的に刺激性の下剤とともに入っている下剤が多いため、連用するのは避けましょう。

 

膨張性下剤入りの商品名は「コーラックファイバー」です。

 

「塩類下剤」は先ほども出てきましたが、「酸化マグネシウム系の便秘薬」です。

酸化マグネシウムは腸の慣れが起きない下剤なので、安心して利用でき、医療の現場でもよく使われる成分です。

 

下剤の中では比較的安全で使い勝手の良い「酸化マグネシウム系の便秘薬」を使って様子を見てみましょう。

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下剤の副作用について

特に腸を刺激する下剤は、激しく腸が動くことによる腹痛や、効果が出すぎることによる下痢が副作用として多く見られます。

 

体質的に合わない人からは、『最低量を飲んでも下痢をしてしまうので、刺激系の下剤は飲めない』という話も聞きます。

 

合う合わないは体質に依存するところも多いため、飲む量は最初は一番少ない量から始め、体に合う量を見つけて利用してみましょう。

 

また、大腸刺激系の便秘薬は常用、連用はすることができません

 

副作用が気になる方は、刺激系の便秘薬より優しい働きの「塩類下剤:酸化マグネシウム系便秘薬」を利用するとよいでしょう。

 

また刺激の強い下剤は、胃腸への刺激も強いため吐き気や嘔吐の副作用が出る方もいます。

 

下剤で吐き気が出た場合

吐き気などが出てしまう場合は、体質に合っていない可能性があります。
便秘以外にも原因があるかもしれませんので、病院を受診されることをお勧めします。

 

病院に行く際は、体に合わなかった薬、もしくは薬の成分名のメモを持っていきましょう。

 

また、病院だけではなく、薬局の薬剤師にもお伝えください。

 

各下剤の副作用の詳細に関しては以下のリンクよりご覧ください

市販下剤の購入方法と注意

現在、下剤はドラッグストアやネット通販などを利用することで簡単に手に入れることができます。

 

価格も比較的安く、簡単に利用することができる下剤ですが、利用する際にはひとつ注意してほしいことがあります。

 

下剤は便秘の原因を治す薬ではない

ということです。

 

下剤の効果は、腸を刺激して無理に動かす働き、もしくは便の水分を増やし緩くする働きです。
一方、便秘の根治のためには、便秘の原因から解決していかなくてはなりません。

 

下剤はあくまでも、流れが悪い時のサポート役でしかありません。

 

便秘原因は様々です。

  • 腸内フローラの乱れ
  • 食物繊維不足
  • 運動不足
  • 便意の我慢
  • 過去の習慣から来る便意の喪失
  • ストレス
  • 睡眠の質が悪い
  • 下剤や浣腸などの使いすぎ

複数の便秘原因が入り混り慢性便秘になってしまい、解決方法が分からなくなっている方も多いことでしょう。

 

上記の中でご自身に当てはまる項目があれば、そこから改善していき、いずれ下剤を使わなくても出るような体質になってください。

 

当サイトの下部リンクより正しい便秘解消法を知ることで、便秘を根本から治せるように頑張ってみましょう!

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下剤でダイエットを考えている方へ

下剤の質問の中で良くあるものが、『痩せるために下剤を利用する』というケースです。

 

下剤を利用して食べたものをできるだけ早く出してしまえば、腸からのカロリー吸収を抑えられると思う方がいるようです。

 

太りたくないと考える方の気持ちは理解できますし、たしかに便秘をすると太りやすくなることは事実です。

 

しかし、下剤を使って食べ物を排泄することを繰り返す行為は、腸が下剤に慣れてしまい下剤の効果が出づらくなるきっかけとなります。

 

また、無理な排泄で腸内細菌をも一緒に排出してしまうため、腸内フローラの乱れにもつながります。

 

下剤でダイエットを行うというのは、サウナで汗をかいて一時的に痩せた気分になっているのに似ていると思います。

 

いくらサウナで汗をかいても、出てから水を飲んでしまえば元通りです。

 

下剤ダイエットも、いくら体の中から食べ物を出しても、それによってお腹は空くので食事はしなくてはなりません。

 

一時的に痩せた気にはなれても、実際にそこまで大きな効果がないのはわかっていただけると思います。

 

体重の数値だけにとらわれず、正しい痩せ方をするには腸内フローラを整え、毎日自然排便ができる体質作りから始めることです。

 

下剤ダイエットの危険性などについての詳細はこちらのページをご覧ください。

 

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バリウムや大腸検査後の下剤について

下剤を普段飲まない方が病院で急きょもらうことになるケースとして、大腸内視鏡前やバリウムの検査後があります。

 

普段飲まない方が下剤を飲むのは不安が多いと思いますが、医師の指示通り服用してください。

 

通常であれば、下剤は服用後8時間前後で便意がおこり、バリウムが排泄されます。

 

バリウム検査後は、液体の下剤や錠剤の下剤など、病院によって様々な種類の薬が処方となるでしょう。

 

バリウムとは、エックス線が通らないような金属を含む液体で、検査で胃の状態を見るために使用されます。

 

この液体は長時間体内に残しておくのはよろしくないため、下剤を使い排泄させます。

 

下剤を飲んで翌朝も出ない場合もありますが、その後急に便意に襲われることがあります。通勤、通学の際は十分に注意し、トイレの場所を確認しながら通常の生活を送ってください。

 

下剤とともに多くの水を飲むことが排泄を助けるコツです。

 

朝起きてからもすぐにコップ一杯の水を飲みましょう。

 

もし出なかったなどの場合には、検査を行った病院や機関に問い合わせをしてください。

 

大腸内視鏡の下剤についてはこちらのページをご覧ください。

 

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下剤を利用できない人・条件

 

下剤は基本的に妊婦さんは飲むことができないお薬です。

 

妊娠中は便秘になりやすく、多くの妊婦さんが便秘に悩まれていますが自己判断で使用せず、必ず産婦人科医の指示を聞いてください。

 

専門医はご自身の体調に合わせた安全性の高い便秘薬の処方、対処方法を教えてくれるはずです。

 

授乳中も母乳に下剤成分が混じる薬があり赤ちゃんが下痢になってしまうことがあります。

 

授乳中の便秘に関しても、医師か薬剤師に相談し、利用の判断を仰ぎましょう。

 

また痙攣性便秘という種類の便秘の方は、大腸刺激性便秘薬を利用することができません。

 

下剤を飲んでいるにも関わらず良くならなかったり、お腹の痛みが増すなど体調が明らかにおかしい場合は、お近くの胃腸科・消化器科などの専門病院にかかるようにしましょう。

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下剤Q&A

生理前の便秘が辛いので、まだ便秘になっていないうちから下剤を飲んでもいいですか?

下剤は現在滞っている状態を改善するための対症療法で利用することが多い薬です。
とくに刺激系の下剤などは便秘の症状がないときに飲むことはおすすめできません。

 

生理の感覚がわかっていて、生理前に便秘になりやすいという方の上手な対応方としては、整腸剤や乳酸菌サプリ、食物繊維サプリなどを上手に利用することも良いでしょう。

 

もっとも、整腸剤やサプリは手軽で良いのですが、一番は食事で上手にコントロールすることです。

 

  • 食物繊維たっぷりの野菜
  • ネバネバ成分、海藻などの水溶性食物繊維
  • 発酵食品などの乳酸菌

これらをしっかりと摂り、生理前にお通じが滞りにくい食生活からはじめてみましょうね。

 

下剤を毎日飲んではだめですか?

酸化マグネシウム系の水分保持する塩類下剤、膨張性下剤の成分以外は続けて飲むことはおすすめできません。

 

腸に刺激がある下剤の問題は、毎日飲むことで腸が刺激に慣れてしまうことにあります。
それ以外の下剤に関しても、飲まないで済むのであればできるだけ飲まないにこしたことはありません。

 

便秘が辛い時は下剤を毎日飲んですっきりしたい、という気持ちは非常によくわかりますが、辛い状況をさらに悪化させることにも繋がりかねません。

 

食物繊維、発酵食品、運動、腸のマッサージなどを取り入れながら、できるだけ下剤を飲まなず自力でスッキリできる体質を手に入れましょう。

 

当サイトは体質改善を全力でサポートしますので、別のページなども参考になさってくださいね。

 

下剤を飲んでも全然出ないのですが、追加してもっと飲んでもいいですか?それともなにかいい案ありますか?

下剤の添付文書に書いてある上限量までは、基本的に増量して飲むことが可能です。
病院で処方された下剤については、勝手に増量して飲まず、医師に連絡して指示を仰いでください。

 

下剤の増量に関しては、基本的には上限量以内であればよいとされますが、私個人としてはそこまでたくさんの下剤が必要になる状況に関して心配になります。

 

  • 運動不足
  • 食物繊維不足
  • 乳酸菌不足
  • 睡眠不足
  • リラックス不足

便秘を悪化させる原因はたくさんあります。
なにか思いあたる便秘原因があれば、まずは生活習慣の改善をしてみましょう。
原因が無くなれば腸の動きがよくなる可能性がありますよ。

 

それでもダメな場合は、整腸剤や乳酸菌サプリ、健康食品などを利用して繊維や乳酸菌を摂るようにし、最終手段で下剤の追加を考えるとよいでしょう。

 

自分自身で問題の解決ができなさそうであれば、便秘外来やお近くの胃腸科内科、消化器科、肛門科などの腸のスペシャリストがいる病院へ行き、専門医にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

 

妊娠しているのですが、便秘がひどいです。以前から飲んでいる下剤を飲んでもいいでしょうか?

妊婦の下剤利用は基本的におすすめできません。
下剤成分によっては子宮を収縮させてしまう作用がある場合があります。

 

妊娠前に使用していた下剤が家に残っている場合でも、自己判断で飲むことはせず、かかりつけの産婦人科医に相談してください。

 

 

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下剤まとめ

 

いかがでしたか?

 

下剤は即効性のある便秘対策として、今つらい状況をすぐに改善できる解決能力の高い薬です。

 

しかし、下剤は便秘の原因を治すものではありません。

 

便秘の根本解決には、普段からの生活習慣を改善していき、徐々に治していくことが正しい方法です。

 

すこし時間がかかりますが、体質改善ができるように頑張ってみましょう!

 

一度、毎日スッキリ体質になると、性格も明るくなり、太りづらい体質で食事もおいしく、肌荒れ・くすみなど肌トラブルの少ない生活が待っていますよ!

 

正しい便秘解消方法については、当サイトの以下のリンクなどから探してみてください!


【専門家が教える】便秘解消3つのコツ

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