【薬剤師が解説】リリーシェハーブ便秘薬の便秘解消効果と副作用、注意点について

便秘解消プロジェクト>便秘薬・便秘製品の解説>便秘薬の種類と薬の減らし方>

リリーシェハーブの便秘解消効果と副作用について薬剤師が解説

 

リリーシェハーブ便秘薬という便秘薬があるという。

 

私、薬剤師ですがこの製品は初めて知りました。

 

リリーシェハーブ便秘薬って、いったいどんな便秘薬なのか?

 

薬剤師の植松が調べてみました。


 

目次:

 

体に優しいタイプ?効き目優先?薬剤師が選ぶタイプ別便秘薬のおすすめランキングはこちら

【薬剤師が解説】便秘薬おすすめランキング!6つの市販薬からベストを選ぶ

 

 

リリーシェハーブ便秘薬って何?

  • 商品名:リリーシェハーブ便秘薬
  • メーカー:翠松堂製薬
  • 希望小売価格:40錠900円、100錠1,800円、180錠2,700円(いずれも税抜き)

(製品情報ページ:http://www.suishodo.jp/releache/product/index.html

 

便秘薬に抵抗がある人におすすめという製品

 

「『便秘薬』という無機質な響きが嫌い……」

 

そういう方もいるでしょう。

 

「『薬』って嫌いなんです」っていう薬剤師にも私は会ったことがあります。

 

そんな人でも、ハーブと聞くとどうでしょうか?「なんとなく飲んでもいいかも!」と思いませんか?

 

ハーブというより生薬成分が配合された便秘薬

 

リリーシェハーブ便秘薬の『ハーブ』って何だ?と私は思ったのですが、要は生薬のことを指すようです。

 

ハーブというから西洋のものかと思ったのですが、生薬でした。

 

便秘に効く生薬が有効成分

 

リリーシェハーブ便秘薬の生薬は便秘薬でおなじみの生薬が4種配合されています。

  • センナ
  • ケンゴシ
  • カンゾウ
  • エイジツ

エイジツ以外はリリーシェハーブ便秘薬でなくても、便秘に用いる多くの漢方薬に配合されています。

 

生薬特有のにおいがほとんどない点がおすすめポイント

 

生薬ってどうしてもにおいや味が苦手な人が多いんですが、リリーシェハーブ便秘薬は剤型を錠剤にすることで気になるにおいや味を抑えているようです。

 

漢方を飲みたいけれど、においや味が嫌いで飲めない、という方には嬉しい剤型ですね。

 

 

▲目次にもどる

リリーシェハーブ便秘薬の便秘への効果

大腸を刺激する生薬が便秘を改善

 

リリーシェハーブ便秘薬の主成分であるセンナは、腸を刺激する成分

 

3、4日便通がなくて辛いからどうにかしたいという方におすすめです。

 

期待できる便秘への効果は一時的

 

リリーシェハーブ便秘薬の便秘改善効果は一時的な改善です。

 

腸を刺激して出にくくなった便を押し出すイメージ。

 

便秘の根本解決はできないので、ここぞというときに使用するのがいいでしょう

 

 

▲目次にもどる

リリーシェハーブ便秘薬の副作用と注意点

習慣性が一番の副作用

 

リリーシェハーブ便秘薬のような腸を刺激する便秘薬習慣性が一番の副作用といえます。

 

便が出ないからと毎日飲むことが習慣化してしまっているなど、長期連用をしてしまうとリリーシェハーブ便秘薬がないと出ない体になってしまうのです。

 

一番やってはいけない用法を無視した過剰服用

 

リリーシェハーブ便秘薬で注意したいのが用法用量を必ず守るという点です。

 

ハーブという名前が付くとなんとなく安全安心なイメージがあります。

 

でもリリーシェハーブ便秘薬のハーブは薬効のある生薬です。

 

過剰服用することで、軟便や下痢のリスクも上昇しますし、カンゾウ特有の副作用にも注意が必要になってきます。

 

腹痛予防で配合されるカンゾウにも注意が必要

 

カンゾウは多くの漢方薬に配合され、薬効以外にも味を整える働きをしたりします。

 

しかし、カンゾウは一定量を超えると偽アルドステロン症というカンゾウの過剰摂取で起こる副作用を起こします。

 

 

実際に私が服薬指導している患者さんでも偽アルドステロン症を発症した方が数名います。

 

カンゾウは多くの漢方薬で配合されているため、併用する場合は注意が必要なんです。

 

 

▲目次にもどる

リリーシェハーブ便秘薬の上手な飲み方

寝る前や食間の服用が適した便秘薬

 

リリーシェハーブ便秘薬は便秘薬であり漢方薬。

 

一般的な便秘薬のように寝る前に飲むか漢方薬のように食後2時間くらいの食間の服用がおすすめです。

 

初回は最小量から飲んでみる

 

リリーシェハーブ便秘薬は漢方薬でも錠剤タイプのため、量の調整ができます。

 

1日1回2〜6錠と用法用量に幅があるため、まずは2錠から試してみましょう

 

最大量以上は絶対に飲まないことが大切

 

リリーシェハーブ便秘薬は錠剤のため、飲みやすいという点にも注意が必要です。

 

カンゾウの過剰摂取による偽アルドステロン症が、それだけ簡単に起こりやすいというわけです。

 

効果がないからといって、1日の服用上限量である6錠以上は絶対に飲んではいけません

 

 

▲目次にもどる

リリーシェハーブ便秘薬では用法用量は絶対に守ろう

 

リリーシェハーブ便秘薬は飲みやすい反面、過剰摂取が懸念されます。

 

錠剤を飲むことは漢方薬を飲むことよりも抵抗がありません。

 

偽アルドステロン症は珍しい副作用ではないため、ちょっと多く飲んでも大丈夫だろうという意識は危険です。

 

用法用量は必ず守って服用してください。


 

リリーシェハーブ便秘薬と同じ有効成分センノシドを配合!医療用医薬品センノシド錠(プルゼニド錠)の効果と副作用についての記事はこちら

センノシド系便秘薬の効果と副作用など

 

 

▲目次にもどる

【専門家が教える】便秘解消3つのコツ

健康食品でスッキリサポート




関連ページ

【薬剤師がおすすめ】正しい下剤の選び方で体質改善!副作用や危険性も知ろう
薬剤師が教える!下剤の正しい選び方。下剤の種類、効果、使用方法や副作用の下痢、腹痛まで。間違った下剤の利用方法としてダイエット利用などの危険性なども知ってほしい
セルフメディケーション税制利用で便秘薬をお得に!
セルフメディケーション税制とは、年額12,000円以上、指定の市販薬を購入すると確定申告で控除が受けられる制度です。制度の詳細や対象となる便秘薬の商品一覧などを薬剤師がご紹介します。
子供の便秘薬の選び方
子供が辛い便秘の時に利用すべき便秘薬や下剤の選び方について安全性を考えて書いていきます。
【薬剤師解説】妊婦の便秘薬|酸化マグネシウム(マグミット)は安心?市販は?
妊婦さんの便秘薬の使用について、薬剤師が解説します。実際に妊娠中に便秘薬を使用した経験を持つ方の口コミ集も。
下剤ダイエットがおすすめできない理由
【危険!】下剤ダイエットは安全ではありません!絶対にやめましょう。下剤ダイエットで痩せたい方へのやり方や注意点などをまとめます。
市販の酸化マグネシウム便秘薬おすすめ3選
市販の酸化マグネシウム便秘薬のラインナップやおすすめ商品を、他の便秘薬との違いや効き目のメカニズム、注意点、副作用などとあわせて薬剤師が解説します。
種類別・便秘薬の副作用について
便秘薬の気になる副作用を、便秘薬の種類別に薬剤師が詳細解説します。副作用のリスクが少ない便秘薬の選び方や、副作用Q&A、実際便秘薬を使用して副作用に苦しんだ人の体験談も。
便秘薬で下痢になるのはなぜ?
便秘薬を飲んで下痢になってしまう原因についてや、便秘薬の副作用で下痢になってしまった時の対処法、下痢や腹痛になりにくい便秘薬の選び方・使い方について薬剤師が解説します。便秘薬で実際に下痢になってしまった人の体験談も。
刺激性便秘薬と非刺激性便秘薬の違い
テレビで連用の危険性が紹介され話題となった刺激性便秘薬と、腸を刺激しない非刺激性便秘薬について、その違いや使い方の注意、便秘体質を改善するための上手な便秘薬の利用法などを薬剤師が解説します。
4種類のスルーラックまとめ
スルーラックは即効効果のある便秘薬です。エスエス製薬のスルーラックの飲み方や効能、注意について解説。種類が多いので選び方を知りましょう。
オイルデル
オイルデルは便に水分を集め柔らかくする働きと便が腸内を移動する潤滑剤の働きを併せ持った便秘薬で、腹痛や慣れ(耐性)の起きづらいのが特徴です。薬剤師がオイルデルの有効成分や効果、副作用などについて解説します。
クレンジル
小林製薬のクレンジルは薬用炭を配合した異色の便秘薬です。その効果メカニズムや配合成分、副作用などについて薬剤師が解説します。
スラーリア便秘薬
ロート製薬のスラーリア便秘薬は、酸化マグネシウムを主成分とした『機械性下剤』に分類される便秘薬です。腸への刺激が少なく比較的安全性が高いことが特徴のスラーリア便秘薬について、薬剤師が効果や注意点などを解説します。
ビオフェルミン便秘薬
ビオフェルミン便秘薬は、整腸剤である新ビオフェルミンS錠でおなじみビオフェルミン製薬の便秘薬です。ビオフェルミン便秘薬の効果や副作用、新ビオフェルミンS錠などとの違いを薬剤師が解説します。
ビスラットゴールドEX
ビスラットゴールドEXは更年期の女性をターゲットとした代謝改善、便秘改善の薬です。大柴胡湯という漢方薬が主原料のビスラットゴールドEXの便秘解消効果についてや更年期女性以外に男性にも効果が期待できるかなどについて、薬剤師が分析、解説します。
錠剤ミルマグLX/ミルマグ内服液/ミルマグ液
ミルマグはエムジーファーマ株式会社が販売する水酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬・制酸剤のシリーズ。錠剤のミルマグLX、液剤のミルマグ内服液・ミルマグ液のラインナップを揃えるミルマグのそれぞれの違いや効果、副作用などについて薬剤師が解説します。
新ウィズワン
新ウィズワンはゼリア新薬が販売する「植物性便秘薬」を謳う便秘薬。安心なイメージが先行しますが、安全性はどうなのか?また、ダイエットに効くという噂はどうなのか?成分や効果、副作用などについて薬剤師が解説します。
イオナミン・イオナミンZ
ゼットイオン薬品が販売するイオナミン・イオナミンZは、酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬。下剤の中では比較的安全性が高いとされるイオナミンについて、薬剤師が効果や副作用を中心に解説します。
ウエストンサラ
小林薬品工業株式会社が販売するウエストンサラは、生薬と乳酸菌のダブルの効果で、今辛い便秘を解消しつつ腸内環境の改善も見込める便秘薬です。可愛いパッケージで体に優しそうなイメージが先行しがちなウエストンサラの効果や副作用、注意点について薬剤師が解説します。
カイベールC
株式会社アラクスが販売する刺激系便秘薬カイベールCの効果や副作用、注意点について薬剤師が解説します。
スイマグエース
三保製薬研究所が販売する液状の塩類下剤スイマグエースは、水酸化マグネシウムを主成分としたマイルドな効き目が特徴の便秘薬。スイマグエースの効果や副作用、注意点について、薬剤師が解説します。
ナイシトールZ/ナイシトールG/ナイシトール85a
ナイシトールシリーズは小林製薬が販売する肥満症の改善のための薬です。実は便秘解消効果もあるナイシトールについて、ラインナップごとの違いや効果、注意点などを薬剤師が解説します。
ハーブイン「タケダ」
武田コンシューマーヘルスケア株式会社が販売するハーブイン「タケダ」は有効成分DSSを配合した浸潤性下剤に分類される便秘薬です。その効果や効き目のメカニズム、副作用、注意点などについて薬剤師が解説します。
オイレスA
大木製薬株式会社が販売する坐薬『オイレスA』は、早ければ3〜5分で効果を発揮するという即効性が特長の薬です。その成分や効果と、副作用をはじめとした注意点を薬剤師が解説します。
ビーマス配合錠/ビーマスs速溶錠
日本臓器製薬株式会社が販売する医療用便秘薬『ビーマス配合錠』と市販便秘薬『ビーマスs速溶錠』の違いや効果、副作用などについて薬剤師が解説。同じ『ビーマス』を冠していても、全く違う性質の薬なので要注意です。
酸化マグネシウムE便秘薬
酸化マグネシウムE便秘薬は健栄製薬株式会社が販売する酸化マグネシウムが主成分の市販便秘薬。非刺激性便秘薬に分類され、安全性が特長である本製品の効果や副作用、注意点などを薬剤師が解説します。
アロエ便秘薬
アロエ便秘薬は株式会社ヤクルト本社が販売する市販便秘薬。名前やパッケージのイメージとは異なり、刺激性便秘薬に分類される強い効き目を持つ本製品の効果や副作用、注意点などについて薬剤師が解説します。
ビューラックA便秘薬
ビューラックAはすぐ出したい人向け!ビューラックの飲み方や効能、注意について解説。副作用の下痢、腹痛などに注意しながら服用しましょう。
3Aマグネシア
3Aマグネシアは便を軟らかくし、腸の慣れ(耐性)が起きづらい薬なので安心して利用することができます。3Aマグネシアの飲み方や効能、注意について薬剤師が解説します。実際に3Aマグネシアを利用した人の体験談と、それに対する薬剤師のアドバイスのコンテンツもあり。
タケダ漢方便秘薬まとめ
タケダ漢方便秘薬は慣れるので注意が必要?!タケダ漢方便秘薬の飲み方や効能、注意について解説
コーラック・タケダ漢方便秘薬・スルーラック・ビューラックの違いと飲み合わせ
売れている人気の便秘薬の内容成分の比較と飲み合わせや飲み方の注意を薬剤師が解説します。