【薬剤師が解説】混同には要注意!2種類の便秘薬『ビーマス』の違いや効果、注意点について

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医療用と市販薬で全く違う!便秘薬『ビーマス』について

 

名前は似ているのに、医療用と市販薬で成分が違う薬がある……。

 

ビーマスは医療用と市販薬で成分が全然違って、薬剤師もびっくり。

 

「前に便秘でビーマス配合錠飲んでいたから、今回も飲んじゃおう」という方は要注意です。


 

目次:

 

病院で出される医療用便秘薬の分類と効果についての解説記事はこちら

【薬剤師解説】医療用便秘薬の種類一覧

 

 

ビーマスは医療用と市販薬とで成分が違う

ビーマスは医療用と市販薬がありますが、それぞれ成分が違います

 

医療用と市販薬で成分量が違うことはよくあっても、同じビーマスという名前で成分が違うことはあまりないので、珍しいタイプの薬です。

 

ビーマス配合錠

 

医療用のビーマスはビーマス配合錠です。

 

配合錠の名の通り、2つの有効成分が配合されています。

 

ビーマスs速溶錠

 

市販薬のビーマスはビーマスs速溶錠です。

 

ビーマスs速溶錠はすぐに溶ける工夫が施されています。

 

医療用ではOD錠というすぐに溶ける錠剤がありますが、市販薬ではあまり見かけません。

 

 

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医療用便秘薬『ビーマス配合錠』の特徴

画像引用:日本臓器製薬株式会社

  • 商品名:ビーマス配合錠
  • 成分名:カサンスラノール、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)
  • 剤型:錠剤

2つの有効成分で便秘を解消

 

ビーマス配合錠には、腸の動きを活発にする『カサンスラノール』と硬い便を柔らかくする『DSSジオクチルソジウムスルホサクシネート)』という2つの有効成分が配合されています。

 

妊婦さんは相談を

 

市販薬のビーマスであれば、妊婦さんが飲んでも問題ありません。

 

しかし、医療用のビーマス配合錠は成分的に妊婦さんが飲むことはおすすめできません

 

家に残っていて便秘のときに使っていたから……といった自己判断で便秘薬を飲むことは控えましょう

 

 

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市販便秘薬『ビーマスs速溶錠』の特徴

画像引用:日本臓器製薬株式会社

  • 商品名:ビーマスs速溶錠
  • 成分名:酸化マグネシウム
  • 剤型:錠剤

マグミットと同じ!酸化マグネシウムが便秘を解消

 

ビーマスs速溶錠は医療用でいうマグミット。

 

酸化マグネシウムが主成分の便秘薬です。

 

酸化マグネシウムは習慣性・耐性がなく、非常に使いやすい便秘薬。

 

さらにビーマスs速溶錠はすぐに溶ける速溶錠という剤型

 

これなら飲み込みが苦手な方や子供でも飲めますよね。

 

医療用医薬品『マグミット錠』についてはこちら

 

市販で買えるけど透析患者さんはNG

 

安全性が高いビーマスs速溶錠ですが、一つ気をつけなければならないことがあります。

 

それが透析中の方

 

透析中の方は、腎機能の問題でマグネシウムの調節が難しく、マグネシウムが体内に溜まりやすいのです。

 

透析中に便秘がある方は、透析に適した医療用の便秘薬があるので、まずは主治医に相談してみましょう。

 

妊婦さんも使える便秘薬

 

ビーマスs速溶錠が優れている点は妊婦さんでも使えることです。

 

刺激性のある便秘薬と違い、ビーマスs速溶錠は水分量の調節で便通を促す便秘薬。

 

そのため、流産や早産のリスクがないのです。

 

 

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ビーマスの副作用・注意点

ビーマス配合錠は連用に注意

 

ビーマス配合錠の有効成分であるカサンスラノールは、腸を刺激することで腸の働きを高めます

 

イメージとしては、無理矢理にムチを打つようなもの。

 

本当にダメだ!というときの使用であれば問題ありませんが、毎日連用するようになると、ビーマス配合錠がないと排便できない、という状態に陥ってしまいます。

 

また、刺激性便秘薬の常として、腹痛お腹の張り吐き気などの副作用が出ることがあります。

 

ビーマスs速溶錠は安全性が高い

 

ビーマスs速溶錠は安全性が高く、目立った副作用はありません

 

ビーマスs速溶錠の主成分である酸化マグネシウムは便秘の状態によって必要量が異なるので、様子をみて飲みましょう。

 

量が多すぎると、軟便下痢が発現する可能性があります。

 

 

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まとめ:飲みやすい速溶錠でも多めの水で!

 

ビーマスは医療用と市販薬で中身が全然違います。

 

市販薬であるビーマス速溶錠は少ない水でも飲めますが、コップ1〜2杯程度の水で飲むこともポイント。

 

日常的に便秘傾向にある方は水分摂取量が少ないことがよくあります。

 

ビーマスを飲むついでに水分摂取の習慣も見直してみましょう。


 

安全性の高い便秘薬!市販の酸化マグネシウム便秘薬についての解説記事はこちら

【薬剤師解説】市販の酸化マグネシウム便秘薬のおすすめ3選!効果や他の市販薬との違いなども解説

 

 

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【専門家が教える】便秘解消3つのコツ

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