便秘で処方される「グリセリン浣腸」「ケンエーG浣腸」の正しい使い方

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便秘で処方される「グリセリン浣腸」「ケンエーG浣腸」の正しい使い方

 

病院で処方されるグリセリン液の入った浣腸。

 

いろんな名前で発売されていますが、グリセリン浣腸ケンエーG浣腸などという名前で呼ばれています。

 

この医療用の浣腸の使用方法についてこちらでは書いていきます。


 

最初に:使用上の注意

医師の処方の元に正しく使用してください。

 

自己判断で他者の処方された薬を使用することは避けましょう。

 

使ってはいけない方

腸管内出血、腹腔内炎症、全身衰弱、下部消化管術直後、嘔吐、吐き気、激しい腹痛のある方は使用を禁止しています。

 

使用する量

通常一回10ミリリットルから150ミリリットルを直腸内に注入

 

浣腸の種類

Lタイプ
30ml 40ml 60ml 90ml 120ml 150ml

 

Sタイプ
30ml 50ml

 

高齢者・老人への使用の注意

大量の排便による脱水症状に注意してください。

 

始める際は少量の浣腸から開始し、慎重に量を調節する必要があります。

 

妊婦の浣腸使用に関する注意

ケンエーG浣腸、グリセリン浣腸の妊婦の安全性は確立されていないため、使用の有効性が危険性を上回る場合のみ使用するようにとの注意書きがあります。

 

安易な自己判断で使用は控えてください

 

妊娠の可能性のある人も同様です。

 

理由:子宮の収縮を誘発することで、早産や流産を起こす可能性があります。

 

使用後残った浣腸液は再利用してもいいか?

一回の使用で一個ですので、万が一液体が内部に残っていても廃棄してください

 

浣腸の使い方

洗面器などに40度前後のお湯を入れ、そこに浣腸の本体をつけてください。

 

浣腸液が体温と同じくらいの暖かさになるように温めてください。

 

電子レンジなどは使用しないでください。

 

 

Lタイプの浣腸はノズルの部分に腸の入れる深さを調整するメモリがふってありますので、ストッパーを移動させてください。

 

 

肛門に挿入するノズルの先端のキャップを外します。

 

肛門に挿入する部分の滑りをよくするためにワセリンやオリーブオイルなどを塗るか、浣腸液をすこし出して湿らせるようにします。

 

 

浣腸をする患者さんは横になります。

 

体制は体の左側を下に、横向きに寝ます。

 

 

浣腸の容器に入っている空気を抜き、肛門にゆっくりと浣腸の先端を入れていきます。

 

入れていく際の注意は、無理にノズルを奥に入れていくと腸管を傷つけ、直腸粘膜を痛めるので無理にいれないように注意しましょう。

 

ノズルが十分に奥に入ったところで肛門部のノズルをしっかりと押さえながら、浣腸の液体をゆっくりと腸の中に入れていきます。

 

すべて入れ終えたらゆっくりと肛門から浣腸の容器を抜き取ってください。

 

 

Sタイプの小さい浣腸はノズルの深さ調整のメモリはありません。

 

それ以外の使用方法はLタイプと同じです。

 

 

浣腸を入れたらすぐに便意を催すかと思いますが、できるだけ我慢してから排便をしてください。

 

我慢する目安は3分から10分くらい待ちましょう。

 

あまりにも早く排便してしまうと、浣腸液だけが排泄されて便が出てこないことがあります。

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