【薬剤師が解説】コトブキ浣腸シリーズの違いと効果、副作用などについて

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コトブキ浣腸シリーズの違いと効果、副作用などについて

 

市販の浣腸といえばコトブキ浣腸。

 

子供の頃、一度はお世話になった方も多いのではないでしょうか。

 

でも、浣腸って使い慣れていないと実際よくわかりませんよね?

 

今回はコトブキ浣腸のアレコレを薬剤師が語ります。


 

目次:

 

即効性がメリットの浣腸にはリスクも多く、使用には注意が必要!薬剤師による浣腸の効果と注意点についての記事はこちら

【薬剤師解説】浣腸の効果とおすすめする状況、注意点について

 

 

コトブキ浣腸はシリーズが豊富

コトブキ浣腸は選択肢が豊富で家族構成や用途で使い分けることができます。

 

ここではコトブキ浣腸のシリーズについてみていきましょう。

 

コトブキ浣腸ひとおし

画像引用:ムネ製薬株式会社

  • 商品名:コトブキ浣腸ひとおし
  • 成分名:グリセリン
  • 剤型:浣腸剤

 

コトブキ浣腸の中でも最もおすすめなのが、コトブキ浣腸ひとおしです。

 

他のコトブキ浣腸に比べて液残りが少なくする工夫がされています。

 

さらに力の弱い人でも簡単に押し潰せる工夫もされています。

 

子供からお年寄りまで使えるため、家族でコトブキ浣腸を使いたい方はコトブキ浣腸ひとおしがおすすめです。

 

コトブキ浣腸10/20/30/40

画像引用:ムネ製薬株式会社

  • 商品名:コトブキ浣腸10/20/30/40
  • 成分名:グリセリン
  • 剤型:浣腸剤

 

コトブキ浣腸10は1歳〜5歳までの幼児用です。

 

1歳未満の赤ちゃんに使用する場合は、半分量を使用します。

 

 

コトブキ浣腸20は6歳〜11歳までの小児用ですが、軽い便秘であれば大人でも使用できます。

 

 

コトブキ浣腸30/40は内容量の違いがあるだけで、どちらも大人用の浣腸です。

 

5日以上便通がないといった頑固な便秘で悩んでいる場合はコトブキ浣腸40を使うといいでしょう。

 

コトブキ浣腸L40

画像引用:ムネ製薬株式会社

  • 商品名:コトブキ浣腸L40
  • 成分名:グリセリン
  • 剤型:浣腸剤

 

コトブキ浣腸L40介護に最適な便秘薬です。

 

他のコトブキ浣腸は自分で使用するタイプの浣腸のためノズルが短いですが、コトブキ浣腸L40はノズルが長く衛生的です。

 

 

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コトブキ浣腸の効果と上手な使い方

効果の肝はグリセリン

 

コトブキ浣腸はたくさんの種類がありますが、どのコトブキ浣腸を選んでも有効成分はグリセリンです。

 

グリセリンは硬い便を柔らかくする、腸を刺激して便意を促す働きがあります。

 

赤ちゃんの便秘にも使える便秘薬

 

コトブキ浣腸の利点は赤ちゃんにも使用できる点です。

 

赤ちゃんに使用できる便秘薬は限られていますが、コトブキ浣腸であれば安全性が高く、安心して使えます。

 

浣腸と他の便秘薬は併用してもいいのか

 

医療現場でも複数の便秘薬を組み合わせることはあります。

 

しかし、これは医師の判断で行われること。

 

同薬効の便秘薬を組み合わせても意味がないですし、刺激性便秘薬の重複などおすすめできない組み合わせもあります。

 

市販の便秘薬を使用する場合は、一つの種類の便秘薬を使用し、効果がない場合は薬剤師に相談するようにしましょう。

 

 

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コトブキ浣腸の副作用

安全性の高い便秘薬

 

コトブキ浣腸は安全性が高い便秘薬で、決められた用法を守って使用する場合は安心して使えます。

 

脱水症状を招く下痢の発現に注意

 

浣腸のような量の調整が難しい便秘薬の場合、量によっては下痢を誘発することがあります。

 

特にお年寄りの下痢は脱水症状につながり、認知機能やQOLの低下など様々な悪影響を及ぼします。

 

コトブキ浣腸を使用する際は、量と下痢の発現に気をつけましょう。

 

 

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コトブキ浣腸を使うか他の便秘薬を使うか迷ったら

赤ちゃんや嚥下困難な場合の選択肢

 

コトブキ浣腸の利点は赤ちゃんに使用できるという点。

 

また他の便秘薬のように飲み込む必要がないため、嚥下困難な方でも使用できます

 

医療現場でも寝たきりの方や嚥下困難な方にグリセリンが主成分の浣腸はよく使われます。

 

他の便秘薬がダメなら浣腸という順番がおすすめ

 

コトブキ浣腸の上手な使い方としては、最終手段として使うことです。

 

まずは酸化マグネシウム系の便秘薬、それがダメならセンノシドなど刺激系の便秘薬、それでもダメならコトブキ浣腸のような浣腸、という順番で使うのがおすすめです。

 

便秘の第一選択薬としてオススメ、酸化マグネシウム便秘薬についての記事はこちら

 

 

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まとめ:コトブキ浣腸は最終手段として用いるべき便秘薬

 

コトブキ浣腸は毎日使うことはもちろん、毎月使うものではありません。

 

食習慣で便通を整えた上で、排便がなくお腹が苦しいときに仕方なく使うものです。

 

気軽に使えて即効性が期待できる浣腸ですが、仕方なく使う意識を持つことが大切です。


 

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