【アローゼン顆粒】薬剤師が解説※便秘薬の効き目と飲み方など

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アローゼン顆粒について薬剤師が解説!

 

医療現場でよく利用されている便秘薬のアローゼン顆粒についてのページです。

 

アローゼンの効果、飲み方の注意点、副作用についてなどの基礎情報から

 

アローゼンを使用しながら行ってほしい正しい便秘対策も紹介していきます。


アローゼン

  • 商品名:アローゼン
  • 一般名:センノシドA、B
  • 成分名:センナ・センナジツ
  • 味・香り:中身は黒く、お線香のような独特の香りがします。

アローゼンの主原料はセンナという漢方でも使われる植物です。
便秘薬としての効果は強力で、便秘解消作用が十分期待されるお薬です。

 

アローゼンの効果・効き目

アローゼンが大腸に到達すると、腸内細菌の代謝でレインアンスロンという物質に変化します。

 

レインアンスロンは大腸を刺激する効果があるため、その刺激で大腸が動き排便が促され、便秘解消につながります。

 

まれにアローゼンが効かないという方もいますが、大腸刺激系の便秘薬の中では効果が高い方のお薬です。

 

もし効果が感じられないのであれば医師に相談し、酸化マグネシウム系の便秘薬や整腸剤などの追加を検討してもらいましょう。

 

アローゼンはどのくらいの時間で効き目があるの?いつ飲むと良い?

いつアローゼンを飲めばいいか?

アローゼン服用後10時間前後で排便の効果が表れるため、寝る前に服用指示がでることの多い薬です。

 

就寝前にアローゼンを飲むと、翌朝に排便があります。

 

飲む量・回数について

  • 飲む回数:1日1〜2回
  • 飲む量:0.5〜1グラム

を服用します。

 

通常一日一回寝る前に1グラム以下で処方されます。

 

まれに、大腸の動きが悪い状態の場合、1日3回服用しつつ他の便秘薬とともに処方されるケースもあります。

 

飲み方や量について疑問がある場合は、調剤した薬剤師に見てもらうかドクターに聞いてみましょう。

 

アローゼンを飲んでいる方に知っていてほしいこと

 

 

加齢により腸内細菌がドンドン量減っていることをご存知でしょうか?

 

腸内細菌のビフィズス菌の数

  • 乳児:99%
  • 成人:10%
  • 60歳:1%以下

 

腸内細菌を整えると便秘が良くなると聞いたことがある方が多いと思いますが、加齢により急激に腸内細菌の減少がおこります。

 

アローゼンと腸内細菌の関係性も深く、アローゼン(センノシド)の効果は腸に届き、腸内細菌の力を使い薬効成分のレインアンスロンへ変化し、腸を動かす作用を発揮します。

 

腸内細菌がしっかりと整っていないとアローゼン自体も本来の効果が出ずらいとも言えます。

 

お通じを改善するのにも、アローゼンの正常な効果を発揮させるのにも腸内フローラの改善が必要です。

 

食事での改善は「ヨーグルト」「チーズ」「漬けもの」「味噌・醤油」などの乳酸菌食品を毎日バランスよく食べることを心がけてください。

 

また辛い便秘の方には、アローゼンと一緒に飲める「乳酸菌サプリ」を検討してみてはいかがでしょうか?

 

サプリの中でも「ビフィズス菌ロンガム種」入りの商品があり、この乳酸菌は排便回数の増加の臨床試験データがでています。

 

消費者庁に届け出のある「機能性表示食品」で「便通改善」の効果があります。

 

食事やサプリから効率的にビフィズス菌を摂り、少なくなっている善玉菌を補うことで、腸内環境も整え便秘対策を行っていきましょう。

 

こちらのページでは、乳酸菌サプリの選び方について解説しています。

薬剤師が教える「乳酸菌サプリのおすすめ」の選び方

 

サプリや食事での腸内フローラの改善は、一時の便秘対策ではなく根本的な対策ですので、便秘体質の改善にも役立ちます。

 

続けていけば、アローゼンを飲む回数を減らすのにも役立ちます。

 

アローゼンは効果が高いのですが、続けて飲んでも便秘の根本が治るわけではありません。

 

合わせて根本的な便秘対策を行うことをおすすめします。

 

毎日自力でスッキリ体質に近づけていきましょう!

 


 

アローゼンの副作用

アローゼン副作用の腹痛など
発現率5%未満の副作用として、悪心・嘔吐などがあります。

 

服用後、吐き気や気持ち悪くなるなどの症状があらわれる場合がありますので、注意をしてください。

 

また、効果が強力な便秘薬であるアローゼンは、腸の動きが活発になりすぎて腹痛を伴う副作用が現れることがあります。

 

アローゼンは尿の色の変化として黄褐色、赤色となる方もいます。

 

腸が動く薬なので、お通じ前後でおならがかなり多く出るという方もいます。

 

下痢や腹痛がひどい場合は、処方医に服用の回数や量、飲み続けるべきかどうかの指示を仰いでください。

 

基本的には便秘薬は効きすぎた場合は無理に飲まないで、調整して使用することが多い薬です。

 

 

腸内フローラが改善すると、腸が正常に動き、便の排泄力がつきます!

 

自身にあった便秘対策をすることで、副作用が出るほどのアローゼンを飲まなくても良くなる日が来るかもしれません。

 

アローゼンは連用すると効果が落ちてくるのが欠点ですので、薬以外の便秘対策も同時に行い、排便習慣を体につけることで自然な排便につなげていきましょう。

 

アローゼンの飲む回数を減らしたい方へ3つの方法

【便秘解消】腸揉みマッサージ法

【栄養士が教える】腸内フローラ改善の食事

【薬剤師が教える】乳酸菌サプリのおすすめ


 

アローゼンと他の便秘薬の併用・飲み合わせ

アローゼンの飲み合わせ
アローゼンの効果がいまいちなので、他の便秘薬のプルゼニドやラキソベロンなど刺激系の便秘薬を併用して飲みたいという方もいるかと思いますが、刺激系便秘薬×2種類はおすすめできません。

 

処方医が推奨するのであれば医師の指示に従うべきですが、一般的にはこのような重複薬効の薬を同時には飲みません。

 

アローゼンと併用する可能性がある薬としては酸化マグネシウム系の便秘薬(マグラックス、マグミットなど)か、整腸剤のビオフェルミン、ラックビー、ミヤBMなどが処方例として多いと思います。

 

例外として、老人・寝たきりなどのひどい便秘の方には重複して下剤などがでることがありますが、一般的には同じ薬効の薬は飲みませんので、もしご自宅に刺激系のアローゼンと同じ系列の薬がある場合でも一緒には飲まないようにしましょう。

 

体調、状況により処方薬は医師が決めるものですので不明点があれば処方医か調剤した薬局に問い合わせてみましょう。

 

アローゼン(センナ)の服用の注意

便秘の種類は大きく3種類に分けられますが、その中でも痙攣性便秘には注意が必要です。

 

痙攣性便秘にアローゼンを使用すると、便秘の悪化をまねく恐れがあるため、アローゼンの利用はできません。

 

飲んでいて効果がない、あるいは便秘が悪化したなど、おかしいと思ったら服用をすぐにやめて、処方医の指示を仰いでください。

 

そのほかには、尿の色がすこし赤い色に変わることがありますが、アローゼン由来の成分が排出されているだけですので心配は無用です。

 

アローゼン服用時の注意点

アローゼンの注意点
アローゼンは強力な大腸刺激性の便秘薬のため、体の慣れが起きてしまい、連続したり、長期間の投与で効き目が薄れたり、あるいは効かなくなったりすることがあります

 

下剤依存症になるのは大変危険ですので、十分注意しながら医師と相談しながら利用してください。

 

あまり改善がなくむしろ便秘薬を飲む量が増えてくる場合は、腸の専門家である胃腸科や消化器科、便秘外来などの専門家を受診するのも検討しましょう。

 

下剤依存症になってしまうと、一日数百錠の市販便秘薬を飲んでしまう人もいます。

 

専門医と相談の上、整腸剤や酸化マグネシウム系便秘薬での減薬などの方法も検討が必要です。

 

妊婦のアローゼンの服用に関して

アローゼンは妊娠中に飲んでいい?
基本的に妊婦は飲めない薬であるとアローゼンの添付文章(説明書き)に記載があります。

 

妊娠中には自己判断での服用はさけてください

 

しかし、医師の判断で妊婦さんに処方される事もあります。

 

妊婦で飲んでいけないと添付文章(説明書き)に書いてあるのに、アローゼンが産婦人科で処方されるというのは不安に思いますよね。

 

しかし処方経験のある医師は、妊婦の安全面を考慮した上で、一般的には飲めないと書いてある薬を処方することがあります。

 

産婦人科医は、流産などの危険性を考慮に入れた上で処方を検討していますので、専門医の説明を十分聞き、ご自身が納得のいくようになってから服用をしましょう。

 

どうしても心配な場合は病院に電話で問い合わせてみると安心ですよ。

 

授乳中のアローゼンの服用について

 

授乳中のアローゼン使用は、乳児に下痢症状が現れる可能性があるので服用は避けたほうがよいでしょう。

 

アローゼンのジェネリックについて

  • ピムロ顆粒

などがあります。

 

 

いかがでしたか?

 

アローゼンは非常に有名で多く使われている便秘薬です。

 

医師の指示に従いながら、上手に利用してください。

 

またアローゼンは便秘の根本を治す薬ではなく、対症療法です。

 

便秘を基本的に治すのであれば「食事」「運動」など生活習慣の見直しが必要です。

 

以下のリンクでは正しい基本対策を紹介しています。

 

便秘に効果的な健康食品も紹介していますので、体調にあわせて効果的な商品を選ぶと良いでしょう。

 

基本的にはアローゼンとの飲み合わせの悪いものはありません。

 

便秘薬以外にもご自身にあった便秘対策を見つけていただき、毎日スッキリ体質になるように頑張っていきましょう!


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