【整腸剤の違い】ビオフェルミン・ラックビー・ミヤBMの飲み合わせなど

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整腸剤について

 

医療用整腸剤の違いを分かりやすく比較できるよう「表」にしてみました。

 

当ページ下部では、効果効能、他の薬との飲み合わせ、小児・子供の服用についてなどについて紹介します。


整腸剤の種類/成分と特徴を比較

整腸剤の名称 成分 効果・特徴
ミヤBM細粒
ミヤBM錠

酪酸菌(宮入菌)
ミヤBM細粒
宮入菌40mg/1g中

ミヤBM錠
宮入菌20mg/1錠中
宮入菌が、腸内で病原菌が増えること抑え、整腸作用を発揮します。
ピロリ除菌の際の下痢や軟便の予防に利用されることもあります。

抗生物質でも宮入菌が死滅しないため、汎用性が高い整腸剤です。
以下の改善報告があります。
  • 胃腸炎:75%
  • 腹部症状:80%
  • 下痢:97%
  • 便秘67%
  • 過敏性腸症候群:80%
ビオフェルミン配合散
ビオフェルミン錠
ビオフェルミン配合散/1g中
ラクトミン:6mg
糖化菌:4mg

ビオフェルミン錠/1錠
ビフィズス菌12mg
腸内で増殖して乳酸などを作り出し、腸内細菌のバランスを正常化します。

善玉菌が増えることで、大腸菌などの悪玉菌が減ります。

特に下痢の症状をうったえる方に対し、堅調に腸内PHの値を下げ、大腸菌が減る特徴があります。

改善%データの記載なし。
ラックビー微粒N
ラックビー錠
ビフィズス菌ロンガム種:10mg/1g中、1錠中 ビフィズスの生菌が腸内に到達すると、乳酸などを作り出すことで腸内環境を改善します。

以下の改善が報告されています。
  • 下痢成人:81.0%
  • 乳幼児消化不良:94.4%
  • 成人便秘:79.2%
  • 妊婦便秘:92.0%
  • 慢性便秘:68.2%
ビオスミン
レベニンS

ビフィズス菌・ラクトミン配合

ラクトミン:2mg/1g中
ビフィズス菌ロンガム種:4mg/1g中
ビフィズス菌が酪酸と酢酸などを、ラクトミンが乳酸などを作り出して、腸内細菌のバランスを正常にします。

病原菌3種に対し、それぞれ著しく病原菌の増殖を低下させる。
ビオスリー配合散
ビオスリー配合錠
ビオスリー配合OD錠
酪酸菌配合

ビオスリー配合散/1g中
  • ラクトミン:10mg
  • 酪酸菌:50mg
  • 糖化菌:50mg

ビオスリー配合錠、OD錠/1錠中
  • ラクトミン:2mg
  • 酪酸菌:10mg
  • 糖化菌:10mg

散剤1gに対し、錠剤2錠が同等の効果
ラクトミン・酪酸菌・糖化菌が共生して、腸内細菌のバランスを整えます。

以下の改善が報告されています。
【成人】
  • 便秘症:53.3%
  • 過敏性腸症候群:40.0%

 

 

便秘にお悩みの方に知ってほしいこと

 

整腸剤は腸内フローラを整え、自然なお通じを助ける働きがあり、便秘対策としてとても良い商品です。
下剤と違い無理に出す作用がないため安心できます。

整腸剤と合わせて便秘対策を改善していただくためには、無料でできる便秘対策も試してみませんか?

薬剤師が教える「6STEP」便秘解消法

 

特に腸をマッサージすると整腸剤で中から、マッサージで外からの刺激がありとても効果的です。

便秘対策の腸マッサージの方法はこちら

 

またひどい便秘の方に検討していただきたいのが「乳酸菌サプリ」です。

 

便通に特化した乳酸菌サプリがあり、その内容成分は「ビフィズス菌ロンガム種」という乳酸菌が配合されています。

 

ビフィズス菌ロンガム種は整腸剤でいうと上記のラックビーと同じ菌です。

 

ちなみにラックビーの便秘解消のデータは「成人便秘:79.2%改善」です。

 

病院でラックビーを処方してもらえる方はそれを利用していただき、病院でお願いしない場合はネット通販で購入することもできます。

 

便秘が辛い方に向け、「乳酸菌サプリ」の選び方についてこちらで紹介しています。

薬剤師が選ぶ!乳酸菌サプリのおすすめ

 

整腸剤や乳酸菌サプリの便秘対策はとても安全で正しい対応方法です。

 

そこに適量の食物繊維と運動を行うことでより効果的なお通じ対策になりますので合わせて行ってください。


 

整腸剤は腸内細菌のバランスを整えるため、便秘症だけではなく、症状としては反対の下痢症にも処方されるお薬です。

 

また、抗生物質の副作用である下痢・軟便にも処方されるケースがあります。

 

他の便秘薬との飲み合わせについて

整腸剤の飲み合わせ
整腸剤と他の便秘薬の飲み合わせは大丈夫なのかについて紹介します。

 

  • 整腸剤×市販の刺激系便秘薬(コーラック、スルーラック、ビューラック、タケダ漢方便秘薬、ハーブインタケダ、ウイズワンなど)
  •  

  • 整腸剤×病院の刺激系便秘薬(プルゼニド、センノシド、ラキソベロン、アローゼンなど)
  •  

  • 整腸剤×病院の酸化マグネシウム系便秘薬(マグミット、マグラックスなど)

上記の便秘薬は整腸剤とは効き方が違いますので、基本的に同時に飲んでも問題ありません。

 

医療用の薬に関しては、同時に処方されている薬は医師、薬剤師がチェックしているはずなので飲み合わせは心配はないでしょう。

 

以前、処方されている薬を持っていて、残薬を同時に飲むか迷う場合は処方医か調剤した薬局に問い合わせてみると安心ですよ!

 

整腸剤同士の飲み合わせについて

同じ効果のある別の整腸剤同士を飲み合わせる(一緒に飲む)ことは基本的にしません。

 

医療用で整腸剤が二種類バッティングして処方されている場合は、不要なので病院に問い合わせて処方箋から削除します。

 

もし以前処方された整腸剤がある場合は、一種類のみを服用するとよいでしょう。

 

整腸剤の効果・効き目

基本的には、腸内に到達して善玉菌を増やすことを支援し、腸の中を弱酸性に保ち環境改善に効果を発揮します。

 

ビフィズス菌の薬効について

整腸剤の便秘解消効果
ビフィズス菌は、腸内で乳酸を作りだすことにより腸の中の酸性度を下げ、弱酸性の環境を作ります。

 

弱酸性の腸内では、有害な細菌や悪玉菌の増殖が抑制されるため、免疫力の向上にもつながります。

 

また腸の中が弱酸性だと腸の動きがよくなりお通じ改善の効果があります。

 

整腸剤の飲み方について

ビオフェルミンやミヤBMの飲み方

整腸剤は基本的に、一日三回食後に処方されることが多いですね。

 

違う飲み方を指示された場合は、担当の医師の指示に従ってください。

 

味は口に含むと、すこし甘味を感じることがあります。

 

整腸剤の副作用

 

整腸剤の副作用は、一般的に非常に少ないと考えていただいて大丈夫です。

 

当サイトは便秘改善のサイトなので、該当する方は少ないと思いますが、乳酸菌製品を飲むと非常に下痢をしやすいという方は医師や薬剤師にご相談ください。

 

このページでは複数の整腸剤を紹介しておりますが、副作用の例はラックビーのデータより記載をします。

 

ラックビーの承認時のデータでは、637症例中2件(0.3%)の腹部膨満感の副作用の報告があります。

 

この副作用データはかなり少数で、ほとんど副作用は気にしなくても良いレベルでしょう。

 

子供・小児の整腸剤の服用について

小児の服用に関しては、医師の指示の下、容量を守って服用させてください。

 

ラックビーの添付文章中では、小児の下痢や便秘にも有効とのデータが載っていますので、安心して服用させてください。

 

整腸剤まとめ

 

いかがでしたか?

 

整腸剤の全体的な話を紹介させていただきました。

 

いろんなお腹のトラブルに整腸剤が処方されます。

 

すぐに効果を体感できなくても、腸内環境の正常化には非常に効果的なお薬ですので、医師の指示通り最後まで飲みきってくださいね!


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