(旧:マグラックス錠)酸化マグネシウム錠「ヨシダ」250mg・330mg・500mg

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酸化マグネシウム錠「ヨシダ」と効果的な便秘解消法

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は病院で処方される薬の中でもかなりメジャーな便秘薬です。

 

「ヨシダ」の名前を冠した酸化マグネシウム錠は、吉田製薬株式会社が製造している酸化マグネシウム製剤です。

 

以前は『マグラックス錠○○mg』という名前で販売されていたもので、こちらの名前で馴染みがあるという方も多いでしょう。

 

 

しかし、この「ヨシダ」の酸化マグネシウム便秘薬には、錠剤の剤形だけで6種類もあり、何錠飲めば正しいのかわからないという質問がくるくらい、すこしややこしい薬ですね。

 

そこで間違いのないように酸化マグネシウム錠「ヨシダ」を飲んでいただくのとともに、酸化マグネシウム錠「ヨシダ」を服用しながら効果的に便秘を治す方法についても紹介していきたいと思います。


酸化マグネシウム錠○○mg「ヨシダ」の飲み方について


酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の一日上限量は2gです。

 

2gの上限量まで続けて飲むと効果が出すぎて下痢をする方もいますので、自分の体質にあった量で薬の調整をする必要があります。

 

飲み方や量に関しては処方医の指示通り服用してみましょう。

 

効きすぎて下痢になる時は処方医の量を無理に飲む必要はありませんが、次回の受診の際に医師に量について相談してみましょう。

 

飲むタイミングは

  • 一に三回毎食後
  • 一日二回朝夕食後
  • 就寝前に一回

など人によって飲み方も異なります。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の種類について

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の錠剤としては200mg、250mg、300mg、330mg、400mg、500mgの6種類があります。

 

※メーカーにより発売の容量が異なります。
酸化マグネシウム細粒83%「ヨシダ」(旧名:マグラックス細粒という粉薬も存在します。

 

あまりにも剤形が多いので上限量と一日上限量がわかるように表でまとめました。
以下の量以上には飲まないようにしてください。

剤形 一日三回で上限量を飲む場合 2グラム上限量/一日
酸化マグネシウム錠200mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠200mg)
1回3錠 10錠/日
酸化マグネシウム錠250mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠250mg)
1回2錠 調整3錠 8錠/日
酸化マグネシウム錠300mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠300mg)
1回2錠  6錠/日
酸化マグネシウム錠330mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠330mg)
1回2錠  6錠/日
酸化マグネシウム錠400mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠400mg)
1回1錠 調整2錠 5錠/日
酸化マグネシウム錠500mg「ヨシダ」
(旧名:マグラックス錠500mg)
1回1錠 調整2錠 4錠/日

一日上限2000mg、2グラムを超えないように飲みましょう。

 

次に酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の服用と一緒に行うと効果的な便秘解消法についてご紹介します。

 

【1分でわかる】酸化マグネシウム錠「ヨシダ」を飲んでいる方におすすめな便秘解消法

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」を飲んでいる方や、これから飲もうと思っている方に効果的な便秘解消方法を紹介します。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は便の水分を増やし、カチカチ、コロコロ便を緩くしスムーズに排泄する助けとなる薬です。

 

腸に刺激が少なく安心して飲むことができる便秘薬ですね。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は便の水分調整をしますが、腸の動きを改善するわけではありません。

 

腸の動きを良くするには腸内フローラを改善する必要があります。

 

腸内フローラを改善するは善玉菌の食材を取り入れることが重要です。

 

善玉菌食材で代表的なものはヨーグルト、チーズ、醤油、味噌、納豆などです。

 

これらの食材を毎日摂りながら酸化マグネシウム錠「ヨシダ」を飲むとより便通が良くなりますよ。

 

食事の改善で便秘の調子が良くなる方はそれでよいのですが、
辛い便秘の方や慢性便秘の方には「乳酸菌サプリ」もおすすめしています。

 

乳酸菌サプリの中には「ビフィズス菌ロンガム種」という便秘に効果的な善玉菌が入っているものがあります。

 

「ビフィズス菌ロンガム種」は医療用の整腸剤(※1)にも入っている成分で、
妊婦便秘の92.0%の改善効果、
便秘全体では78.9%の改善データのあるビフィズス菌です。

 

「ビフィズス菌ロンガム種」入りのサプリメントが市販で購入することができるようになりました。 

 

しかもこのサプリメントに利用しているハイドロカプセルというカプセルが優秀で約90%が腸まで生きて届くという特徴があります。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」でお通じの流れが良くなり、サプリで腸内フローラも整えるので、一緒に飲むことで正しい排便習慣をつけるのに役立ちます。

 

食事だけではなかなか改善されない便秘の方に「乳酸菌サプリ」の検討もおすすめしています。

 

「ビフィズス菌ロンガム種」入りのサプリメントについては以下のページで詳細を知ることができます。

薬剤師がおすすめ!乳酸菌サプリ【酸化マグネシウム錠「ヨシダ」と一緒に利用がおすすめです】

 

一時の便秘対策よりも、体質から改善することで毎日スッキリ排便できるようになることが重要です。

 

良い排便習慣を体に癖付けるのにお役立てください。

 

食物繊維の多い食事、適度な運動などもお忘れなく。


※1:ラックビーの添付文書より

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の効果・効能について

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は酸化マグネシウム系の下剤という便秘薬のグループに分類されます。
このグループの薬は、特徴的な要素が二つ挙げられます

 

  • @便の水分量を多くし柔らかくしてくれる
  • A飲み続けても体が慣れない

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は便を無理矢理出させるタイプの薬ではなく、便を軟らかくするお薬です。

 

刺激系の便秘薬の注意点

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」とは別のタイプの薬で、腸に刺激を与え便を無理に出させるタイプの薬は、一時的な便秘対策としては非常に効果的ですが、習慣的に使うことはおすすめできません。

 

刺激系の便秘薬の効果は高いのですが、使い続けることで便秘薬なしでは排泄できなくあったり、1錠では効かなくなったりと、徐々に体が慣れてしまうことが問題です。

 

また、排泄の習慣を体につけることはないので、一時しのぎを繰り返すことになり、便秘の根本の治療にはなりません。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」のよい点

刺激系の便秘薬と比べ、酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は腸内で固くなってしまった便を柔らかくすることでスムーズな排便を促します。

 

ただ単に便を柔らかくして、排便は人間の力に委ねるため、体の慣れが生じないのです。

 

排便能力には影響を及ぼさないという点が非常に特徴的で、便秘で悩む人の根本解決をサポートしてくれる効果を持った薬と言えます。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の作用時間・どのくらいの時間で効果があるの?

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は薬の中では珍しいのですが、効果発現までの時間が添付文書(薬の説明書き)に書いていません。

 

腸の状態や、便の量、硬さ、便秘の深刻度により酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の効果が出るまでの時間に個人差があります。

 

とは言うものの、一般的な効果の目安は前日に一日三回か夜一回でその人の効果が出る量を飲めば、翌朝か午前中には排便があることが多いでしょう。

 

便秘症状がひどく効果が出ずらい方は、一日だけ飲むのではなく定期的に飲み、便の状態を見ながら量の増減をして様子を見るとよいでしょう。

 

副作用について

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は副作用も少なく長期服用もできる比較的安心なお薬です。

 

副作用として見ておきたい部分は、過剰に摂取してしまった場合や、体質的に薬が効きすぎてしまった場合の「下痢」です。

 

どのお薬にも言えることなのですが、お薬の説明書を読むとたくさんの副作用が記載されています。

 

これらはあくまでも可能性があるものであり、多くの人に見られるものではないため過剰に注意することはありません。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」の場合も、様々な副作用が記載されていますが、効きすぎた時の下痢に注意をしておけばよいでしょう。

 

妊婦・授乳中は飲んでいい?

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は妊娠中の便秘にも用いられる薬で、海外の妊娠・授乳婦と薬を評価する機関「Medications and Mothers Milk」でも最も安全であるとの評価を受けている薬です。

 

それでも薬を飲むのは心配という方もいるでしょうし、薬を飲むことで不安がまし心理的に良くない方向に行くこともあります。

 

専門医の処方であれば今の体にあっている処方なので、問題ありませんが、もし不安があるようであれば病院に問い合わせることや、調剤した薬局薬剤師に相談してみると良いでしょう。

 

ご自身が納得した上で飲むことがなによりも大切なことです。

 

また、妊娠中のお薬相談を受けてくれる公的な機関もあるので、そこで相談してみるのも一つの方法です。

 

国立成育医療センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

 

授乳中の方の不安は母乳から赤ちゃんに薬の効能がいってしまい、下痢になったりしないかということだとおもいます。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」は母乳への薬効成分の移行はない薬ですので、授乳中でも安心して飲むことができます。

 

妊婦さん、授乳中で便秘が気になり、薬は飲みたくないという方は、健康食品で対応するのもよいでしょう。

 

妊婦さん、授乳中のママに安心なのはオリゴ糖です。

 

オリゴ糖は砂糖の一種なのですが、腸の中に入ると善玉菌を増やし腸内フローラを改善する働きがあります。

 

オリゴ糖は赤ちゃんの便秘の時にも飲めるような安心できる健康食品です。

 

国が承認しているトクホ商品もあります。

 

オリゴ糖のおすすめについてはこちらのページをご覧ください。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」と他の薬の飲み合わせの注意

テトラサイクリン系の抗生物質

  • ビブラマイシン
  • ミノマイシン
  • アクロマイシン

セフジニル(抗生物質)

  1. セフゾン

ジギタリス製剤

  • ジゴシン等

その他もあり
詳しくは酸化マグネシウム錠「ヨシダ」添付文書PDFよりご覧ください。

 

基本的には薬剤師にお薬手帳を見せれば、飲み合わせに問題がある場合アドバイスがあるはずです。
飲み合わせが心配な場合は、調剤した薬局に電話で問い合わせてみましょう。

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」のジェネリック

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」などの酸化マグネシウム系の便秘薬は先発品はなく、すべてが後発品(ジェネリック)です。

 

薬剤師からのまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

酸化マグネシウム錠「ヨシダ」(旧名:マグラックス)は、副作用も少なく、使い勝手もよい便秘薬です。

 

腸に慣れが生じないという点が非常に良い点で、錠剤なので飲みやすく薬剤師の目線からも最もおすすめできる便秘薬です。

 

手元に酸化マグネシウム錠「ヨシダ」がない場合は、市販で購入することができませんので、病院で相談し医師に処方してもらいましょう。


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