【薬剤師解説】ベンコール配合錠は連用に注意!効果と副作用、注意点などについて解説

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ベンコール配合錠の効果や副作用について

 

「昔、処方してもらったベンコール配合錠が残っているけど、今回の便秘もこれでいいよね?」

 

「市販薬の便秘薬も飲んでいるけど、効かないからベンコール配合錠の残りを飲もうかな……」

 

その判断はちょっとストップです。


 

目次:

 

病院や医師の選び方についての解説もあり!医療用便秘薬についての薬剤師解説記事はこちら

【薬剤師が解説】医療用便秘薬の種類一覧

 

 

ベンコール配合錠の効果と特徴

画像引用:日医工ファーマ株式会社

  • 商品名:ベンコール配合錠
  • 成分名:カサンスラノール、ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)
  • 剤形:錠剤

 

2つの有効成分が便秘を解消

 

ベンコールの有効成分は2つ。

 

腸を刺激して排便を促す『カサンスラノール』と便を柔らくする『ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)』です。

 

飲み方のポイント!多めの水で飲む

 

ベンコール配合錠は飲み方にポイントがあります。

 

便を柔らかくするためには多めの水分が必要

 

ちょっとの水でもベンコール配合錠は飲めますが、あえてコップ1〜2杯の水で飲むことがより薬の効果を高めるためにも大切なんです。

 

ベンコール配合錠が効かないときは相談を

 

ベンコール配合錠を飲んでみて、便秘が改善しない場合は他のタイプの便秘薬に切り替える必要があります。

 

市販薬で対処する場合は、薬局で相談してみましょう。

 

同じ成分の市販薬に変えても効果は変わりません。

 

ベンコール配合錠と違う成分の便秘薬を選んでもらうことが大切です。

 

明確な作用発現時間は不明

 

ベンコール配合錠に限らず、便秘薬の効果発現時間は個人差があります

 

メーカーが公表しているベンコール配合錠のインタビューフォームでは、効果発現時間に関する該当資料がないとのこと。

 

基本的にベンコール配合錠は寝る前に飲んで、朝の排便を期待する薬です。

 

 

寝る前に飲むと夜中に腹痛で起きるというような場合は、寝る前にまとめずに1日2〜3回に分けて飲むといいでしょう。

 

 

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ベンコール配合錠の副作用・注意点

副作用

 

ベンコール配合錠の添付文書には、副作用として発現のおそれがある症状として、腹痛、腹鳴、腹部膨満感、悪心(吐き気・胸焼け)、腹部不快感、口渇、発疹などが挙げられています。

 

これらの症状が出たらただちに使用を止め、専門家に相談しましょう。

 

ベンコール配合錠は連用に注意

 

「ベンコール配合錠があれば安心」と毎日連用してしまうと、ベンコール配合錠がないと排便できない体になってしまいます

 

溜めて使うようなことはせず、処方通りに飲みましょう。

 

 

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ベンコール配合錠とマグミットは違う便秘薬

ベンコール配合錠は刺激性の便秘薬

 

「ベンコール配合錠とマグミットは便秘薬だから同じでしょ?」と考えがちですが、成分の特性的に全くの別物。

 

ベンコール配合錠は腸を直接刺激し排便を促すため、連用で習慣性や耐性がついてしまいます

 

マグミットについての解説記事はこちら

 

マグミットは習慣性はないが透析には使えない便秘薬

 

マグミットは直接腸を刺激することがなく、水を集めて便秘改善を導くため習慣性がありません

 

マグミットは使いやすい便秘薬ですが、透析中は高マグネシウム血症の副作用の恐れがあるため使えません

 

併用はできるがどちらかに絞るのがベスト

 

ベンコール配合錠とマグミットなど他の市販の便秘薬を組み合わせる場合は、意味のない組み合わせもあるので、自己判断で使用せずに専門家に相談しましょう。

 

 

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まとめ:ベンコール配合錠は処方通りに飲むことが大切

 

ベンコール配合錠のような腸を刺激する便秘薬は、処方通りに飲むことが大切。

 

「昔もらって残っているから」「同じ便秘薬だしこれを使っちゃおう!」というような安易な判断はやめましょう。


 

使い方を誤ると非常に危険!刺激性・非刺激性便秘薬のはたらきの違いについての解説記事はこちら

【薬剤師解説】刺激性便秘薬と非刺激性便秘薬の違い

 

 

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