便秘解消に良いアロマの使用方法

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便秘解消に良いアロマの使用方法

 

こんにちは。アロマセラピストたてのくみこです。

 

神奈川県鎌倉市で子育てをしながら、妊婦さんや産後のお母さんを中心にアロマトリートメントをしています。

 

 

アロマテラピーというとリラックスというイメージがありますが、病気予防や体質改善にも有効であることをご存知でしょうか?

 

植物から抽出した精油には、香りのほかに薬理効果のある成分が含まれているのです。

 

女性のお悩みの上位に入る便秘もアロマテラピーで改善が期待できます。

 

 

便秘解消に良いアロマの使用方法についてご紹介させていただきます。

 

心地よい香りでリラックスしながら便秘解消してみてはいかがでしょうか?

 

便秘解消効果があるアロマのおすすめは?

アロマテラピーは、植物の花や葉、果皮から分泌される天然の薬効成分を体内に取り込んで、病気予防や体質改善、心身の不調を改善していく自然療法です。

 

当然、抽出する植物によって香りや薬効成分が違ってきます。

 

便秘解消に良い成分を持つアロマ(精油)はどのようなものがあるのでしょうか?

 

おすすめをご紹介しましょう。

 

オレンジ・グレープフルーツ(柑橘系の精油)

消化促進作用、食欲増進作用

マジョラム

緊張をほぐして腸のこわばりを緩める作用

カモミールジャーマン

便秘や消化不良、腹部膨満感など消化器系のトラブル解消

ジンジャー

冷え性改善、温め効果、消化促進作用

 

 

アロマの使い方を知ろう!

アロマテラピーの実践方法には、芳香浴、沐浴法、吸入法、トリートメント法、湿布法などがありますが、中でも手軽にできる方法をご紹介していきますね。

 

芳香浴

専用のアロマディフューザーやアロマポットなどに精油を1滴〜5滴程度垂らしておこなうのが一般的ですが、ティッシュペーパーやハンカチに精油を1〜2滴落として部屋に置いたり、持ち歩いたりするのも手軽でよいでしょう。

 

沐浴法

バスタブの湯に精油を1滴〜5滴を落としてかき混ぜて、肩まで浸かります。

 

トリートメント法

精油を植物油(ホホバオイル・スィートアーモンドオイルなど)で1%程度(※植物油10mlに対して2滴)の濃度に希釈してトリートメントオイルを作ってマッサージをします。

 

オイルをお腹に塗って時計回りにくるくるとマッサージをする、腰や背中に塗り込むなどしておこないます。また、便秘によいツボなどを刺激するのもよいでしょう(※便秘によいツボは下記参照)。

 

◆ 便秘によいツボ ◆

  • 神門

    左手首の小指と薬指の中央を下に下がったところ。腸の蠕動運動を活発にして便秘を解消します。

  • 大腸愈

    腰骨の一番上の高さで背骨の中心から2指分外側。下半身の緊張をとり大腸の働きを調整します。

  • 土踏まず

    土踏まずは小腸と大腸の反射区です。時計回りにマッサージして腸を刺激します。

 

 

便秘に効く!?アロマレシピ

アロマ(精油)は、それぞれ異なる性質があります。

 

単独で使用しても効果はありますが、相性のよい精油(アロマ)を何種類かをブレンドすることによって相乗効果が生まれ、よりよい効果が期待できます。

 

また、便秘にもさまざまな原因があります。

 

便秘タイプ別のおすすめブレンドレシピをご紹介しますので試してみてください。

 

暴飲暴食タイプ:ペパーミント・レモン

暴飲暴食による便秘は食べ物が体内で滞っていて熱を持っています。胃腸を消化促進して、体内の熱を冷まします。

ストレスタイプ:ベルガモット・グレープフルーツ・パチュリ

緊張が続いたり、場所が変わったりすると排便できない場合はストレスタイプの便秘です。心身をリラックスさせながら、胃腸の状態を整えます。

虚弱体質:マジョラム・フランキンセンス・クラリセージ

虚弱体質には、踏ん張る力をつけて腸の蠕動運動を促します。妊娠後期や産後の便秘にも効果的なレシピです。

老化タイプ:マジョラム・フェンネル・ジンジャー・ブラックペッパー

高齢者に多いお腹や下半身が冷えやすい便秘には、温めながら消化吸収を促します。

慢性疾患タイプ:カモミールジャーマン・ラベンダー・サンダルウッド

他の病気と併発している便秘は、血液や体液が消耗して腸管が乾燥してしまうので、体内に潤いを与えながら胃腸の調子を整えます。

 

 

信頼できるアロマの選び方を知ろう!

アロマテラピーが一般的になるにつれ、さまざまなアロマグッズが販売されています。

 

中にはアロマ(精油)に似たパッケージの合成オイルなどがあるので注意しましょう。

 

天然のものではない合成オイルは、アロマテラピーの効果は期待できません

 

信頼できるアロマ(精油)を選ぶには以下の点に注意するとよいです。

  • 100%天然のオイルかどうか?
  • 香料を使用していないか?
  • 精油名、学名、原産地が書いてあるか?
  • 輸入元と製造元が明記してあるか?
  • 使用期限がきちんと明記されているか?

 

 アロマ(精油)は、植物の花や葉、果皮から抽出した100%天然のものなので、ワインのように、生産地や生産者、天候などによって、成分や香りに微妙な違いがでてきます。

 

信頼できるブランドのお気に入りの香りを見つけて、香りを楽しみながら便秘予防をするのもよいでしょう。

 

妊婦さんもアロマで便秘解消できるの?

マタニティケアをしていると便秘でお悩みの妊婦さんがとてもたくさんいらっしゃいます。

 

使用できるアロマ(精油)は限定されますが、妊婦さんでも便秘解消のアロマテラピーをおこなうことができます

 

 

妊娠中の便秘は大きく分けると2つの原因があります。

 

ひとつは「弛緩性便秘」です。

 

妊娠を継続するために分泌されるプロゲステロンというホルモンが消化器官の蠕動運動を低下させてしまうことが原因といわれています。

 

もうひとつは「直腸性便秘」で、赤ちゃんや子宮が大きくなることにより大腸が圧迫されてしまうことが原因で起こります。

 

その他にも妊娠中は、悪阻や嗜好の変化などによる食生活の変化、運動不足による腹筋の筋力低下などさまざまな原因で便秘になってしまいます。

 

 

便秘は痔や静脈瘤の原因にもなりますし、ガスが溜まりやすくなるのでお腹が張りやすくなるなど、妊婦さんにとってよくないことばかりです。

 

安産のためにも妊婦さんの便秘予防はとても大切になります。

 

 

妊娠中も妊婦さんの体はとてもデリケートですので、アロマテラピーをおこなう時もじゅうぶんに注意が必要です。

 

妊娠中のアロマテラピーは、以下の点に注意しておこなうとよいでしょう。

 

  • 堕胎作用や通経作用がある精油を使用しない
  • 低濃度に希釈して使用する
  • マッサージをする場合は過度な圧を加えずに優しくおこなう

 

妊娠中の便秘予防には、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の精油がおすすめです。

 

消化促進・食欲増進など胃腸の働きを促す作用があり、堕胎作用や通経作用などのない精油ですので妊娠初期から安心して使用できます

 

 

アロマ外来やアロマテラピーサロンでは、母体の安定した妊娠20週くらいから施術をおこなっているのが一般的です。

 

自分でマッサージをしたいけど、どんな精油を選んだらよいかわからない、マッサージの仕方がわからないという場合は、助産師やアロマセラピストに一度相談してみると安心ですね。

 

 

アロマ生活のすすめ

 

アロマセラピストの仕事をするようになってから、わたし自身の病気のファーストアプローチはアロマテラピーに切り替わりました。

 

食べ過ぎたなあという日には、お風呂上りにグレープフルーツの精油でマッサージオイルを作って、全身の保湿ケアのついでにお腹や土踏まずをくるくると重点的マッサージをすると、あら不思議、翌日にはスッキリしているのです。

 

アロマのよいところは、香りの効果で手軽にリラックスができる上に、体調がよくなることです。

 

便秘だけでなく、風邪や花粉症などでも大活躍してくれます。

 

 

妊娠、出産、子育てなどをする女性は、ライフステージによっては気軽に薬を飲むことができない時期があります。

 

そんな時に備えて、アロマで元気になる方法を身に付けておくとよいと思います。

 

まずは便秘解消からアロマ生活を始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

最後にひとつだけ、これはアロマテラピーだけでなく自然療法全般にいえることですが、アロマのファーストアプローチが効かない場合には、体調が悪化する前にお医者さんに診てもらうようにしましょう。

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