【薬剤師おならを語る】おならが多い・止まらない・においの対策とは?

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マジメなおならの話

 

こんにちは薬剤師のタカラです。

 

当ページでは「おなら」のまじめな対策を解説していきます。

 

おならをするというのは自然で健康的な生理現象ですが、おならトラブルで恥ずかしい過去がある方が少なくありません。

 

私自身も「おならトラブル」が人生で一番恥ずかしい事として記憶しています。

 

まじめなおなら対策の前に、私の恥ずかしい「おなら小話」をここに披露し、後半におならの対策について解説していこうと思います。


人生で一番恥ずかしいおなら事件

おなら事件

 

あれは小学5年生の時でした。

 

クラスの席替えがあり、学年で一番、二番に可愛い女子二人と同じ班になることができました。

 

忘れもしない夏美ちゃんと仁美ちゃんという、やんちゃな二人です。

 

当時、便秘という単語も知らず便秘症状に悩まされていた私は、お腹の張りやおならの量に嫌気がしていました。

 

小学校高学年といえば「おなら」は超がつくほど恥ずかしいもので、学校で堂々とおならをできる人はジャイアンのような存在の豪快な男子のみ。

 

家族以外の友達のおならの音などほぼ聞いたことがありませんでした。

 

クラス内で臭い、汚いなどというイメージがすこしでもついてしまうと、子供というのは容赦なくいじめのネタにします。

 

「バイ菌」「屁っこき野郎」「うんちまん」
などといわれる恐怖がありますよね。

 

私はいじめられないようにプンスカ出るおならを、お尻に敷いている防災頭巾のクッションの中に静かに納めることに必死でした。

 

ある日給食が終わり、午後の授業中にもいつものようにプンスカでるおならをお尻に敷いたクッションの中に小出しにしていました。

 

すると、なぜかその日はひどく鼻がむずむずと痒い日でした。

 

鼻と口をもごもごと動かしたり、手で鼻をこすったりしていましたがくしゃみが出そうでどうしようもありません。

 

くしゃみを我慢することができず、授業中に大きな声でくしゃみをしました。

 

「はーーーーっくしょん!!!」 
「ぶーーーーーっっっつ!!!!!!」

 

大きなくしゃみは体をクの字に曲げ、豪快に出ました。

 

その勢いとともに大きな音のおならも出てしまいました….

 

その瞬間はまるで神様がさーっと通ったかのように授業の音がやみ、3秒くらい時間が止まったように感じました。

 

あまりにも大きなおならの音に一瞬みんなが引いたのを気配で察しました。

 

すると同じ班の可愛い女子二人がコソコソ話を始めたのです。

 

「ねね…. いま、おならの音だよね?」
「くすっw」
「だね。いまおならしたねwww」

 

おならをする気で出したのであれば、後ろを振り向き
「ごめんごめん!屁こいちゃったー テヘッ」
とかできたかもしれません。※たぶん当時の私にはできないけど。

 

あまりにも唐突にあまりにも大きなおならが出てしまったため、リアクションの取り方がまったくわかりません。

 

そんな時でも授業は何事もなく続きます。

 

リアクション方法がまったくわからない僕は、赤面して机にかじりつくしかありません。

 

 

顔を上げて授業を聞くなどできず、その授業が終わるまでずっと目の前にある消しゴムにシャーペンの芯を突き刺すという現実逃避しかできませんでした。

 

幸いにもその後、おなら事件でいじめられることはなかったのですが、私の人生のなかで最も恥ずかしかった瞬間です。

 

その後も私の便秘症は続き、小学生、中学生、高校生、大学生の間は便秘とおなら、お腹の張りなどに苦しむ日々でした。

 

その後、薬剤師になると便秘の正しい対処方法が分かり、それを実践し便秘が治ると以前のような苦しいお腹の張りやおならに悩まされることもなくなりました。

 

思春期の学生や、若い女性などはどこでもおならをするわけにはいかず、我慢する機会が多いでしょう。

 

そんな方にすこしでも役立つよう、まじめにおならの対策を考えていきましょう。

 

それでは総合的なおなら対策のページなので基礎情報からスタートします。

 

そもそもおならとは?

おならの基礎

 

おならは口から飲みこんでしまった空気が約8割です。
残りは腸内細菌が食べ物を分解するときに出すガスで、飲みこんだ空気と混ざりおならとしてお尻から排出されます。

 

おならの成分は?

おならの成分は

  • 窒素:約60〜70%
  • 水素:約10〜20%
  • 二酸化炭素:約10%
  • メタン:微量
  • アンモニア:微量
  • 硫化水素:微量
  • スカトール:微量
  • インドドール:微量

などです。

 

腸内ガスの排泄経路

腸内で発生したガスの排泄経路はおなら以外のものは、消化管から血中に吸収され、吐く息として口臭、皮膚から体臭として排泄されます。
悪玉菌から発生する有毒ガスは血中にのると門脈を通り肝臓に入り解毒されます。

 

おならの原因と対策

おならの原因といってもおならが多い原因と、おならのにおいが臭い原因を分けて考える必要があります。

 

おならが多く出すぎる原因

おならの量が多すぎて止まらない方の対策

 

先ほどもふれましたがおならの約8割は飲みこんだ空気です。
空気を飲みこむ主なタイミングは食事の時なので、食事の時に対策が可能です。

 

おならの量が多い方・出すぎて困っている方の対策

おならの量を減らしたい方の基本対策は食事の時に空気を飲みこまないように注意することです。

 

「早食いをしない」
ガツガツと早くご飯を食べると食事を噛む回数が少なくなり、食事を飲みこむ際に間に入った空気を多く飲みこむことになります。
口の中いっぱいに食べ物を入れず、適量を良く噛んで小さくしてから飲みこむようにしましょう。

「炭酸飲料・ビールを減らす・飲まない」
ご存知の通り炭酸やビールは二酸化炭素のガスがシュワシュワと発生しています。
そのままゴクゴク飲むと胃の中に気体が入りおならの量を増やす原因となります。
おならの量を減らすには炭酸・ビールは控えましょう。

「水分の取り方に注意」
食事の時に早食いしないのと同じように、水を飲む際はゴクゴクと一気飲みすると空気を一緒に飲みこんでしまうことがあります。
水分を取る時も適量をゆっくりと飲むようにしましょう。

「温かい飲み物に注意」
温かいお茶、蕎麦やうどんのつゆ、ラーメンのスープを飲む時にズルズルと音を立てて飲むことがありますが、この飲み方も空気を一緒に飲む可能性が高く、音をたてないように静かに飲む工夫も必要です。
※やけどに注意

 

麺をすする時も勢いよくすすると空気を吸い込み、よく噛まずに麺を飲みこむ空気を飲んでしまうことになりますので、できるだけ噛む回数を増やすなど注意をしながら食べましょう。

 

また腸内で発生するガスもおならの量に影響がありますので、以下のおならのにおいの項で合わせて紹介します。

 

おならのにおいが臭い対策

おならのにおいが臭い対策

 

おならのくさいにおいの原因は、腸内細菌が生きていくために呼吸した際に生成されるガスです。

 

腸内細菌の中でも、特におならの臭いに関与するのが悪玉菌のウェルシュ菌です。

 

おならのガス成分の中で、くさい臭いの原因物質は硫化水素、アンモニア、スカトール、インドールといわれるものです。

 

代表的なおならの臭い物質の硫化水素は「卵が腐ったような臭い」と表現されることが多く、温泉などで嗅いだ事のある「あのにおい」です。

 

アンモニアはおしっこが乾いた時にする「つん」とした刺激臭です。

 

アンモニアや硫化水素のガスが腸でたくさん発生しないようにすれば、おならの臭いを少なくすることができます。

 

それにはウェルシュ菌の十分なエサを与えないことと、増殖しないように腸内細菌バランスを整える必要があります。

 

最初に、悪玉菌ウェルシュ菌の好きな食べ物を控えよう

 

腸内細菌の悪玉菌(ウェルシュ菌など)は「たんぱく質」を分解する過程でアンモニアや硫化水素を作り出します。

 

食事で注意したいのが、たんぱく質を多く摂りすぎないことです。

 

肉を食べるとおならのにおいの原因になる。

 

たんぱく質の多い食材として、肉類、魚類、卵などの動物性たんぱく質に特に注意が必要です。

 

しかし、たんぱく質をまったく摂らないようにしてしまうと食事のバランスが崩れ、健康的ではありません。

 

バランスよく食事をするためには、野菜もしっかりと食べ適量のたんぱく質を摂ることを心がけましょう。

 

焼き肉の食べ放題、大盛りからあげ弁当(野菜なし)など、野菜が少なく動物性たんぱく質の食べ過ぎというような食事には十分注意してください。

 

硫黄の入っている食品に注意

 

その他の食材で注意したいのが、ネギ、にら、にんにくなどの硫黄化合物が入っている食材も臭いにおいの原因になるので控えたほうがよいでしょう。

 

餃子は肉、にら、にんにくすべての食材が入る可能性があり、おならの臭いを増幅する格好の食品です。餃子はおいしいですがほどほどに食べましょう。

 

腸内細菌のバランスに注意しましょう。

 

動物性たんぱく質を減らし、おならが臭くなりづらい食事を心がけても、ガスがまったく出ないわけではありません。

 

腸内細菌の悪玉菌であるウェルシュ菌が腸内で増えないようにすべきです。
その方法について考えていきましょう。

 

悪玉菌ウェルシュ菌を増やさないために善玉菌を摂ろう!

腸内環境のバランスを整えるとおならのくさい臭いが減る

 

悪玉菌を減らすには、乳酸菌食材・発酵食品などの善玉菌を積極的に摂りましょう。

 

善玉菌が腸内で増えると悪玉菌の増殖が抑えられ、においの原因であるウェルシュ菌が腸内に増えることを防ぐことができます。

 

善玉菌食材の代表は、ヨーグルト、漬物、納豆、味噌、醤油などです。

 

便通が悪いと悪玉菌による食事の腐敗が進む

 

便秘をすると腸の動きが悪くなり、悪玉菌による便の腐敗が進み、強烈にくさいおならが出ることがあります。

 

生温かい少量のおならの時に、卵が腐ったようなものすごい腐卵臭がし、自分でも驚く経験をした人も少なくないのではないでしょうか。

 

生きていればだれでも経験があると思いますが、社会生活をするのに学校、会社でどこでも臭いおならをするわけにはいきません。

 

しっかりと食事の改善をするのとともに、正しい便秘対策をおこない、おならのにおいのケアをしましょう。

 

【便秘、おならがひどい方へ】

 

便秘気味でどうしても薬が手放せない方、なにをしても便秘が治らないという慢性の便秘の方、おならの臭いに本当にお困りの方

 

そんな方には「乳酸菌サプリ」をおすすめします。

 

おすすめする理由は、便秘に特化した乳酸菌サプリがあり、そのサプリを飲むことで排便回数が増加するデータ、悪玉菌が出すアンモニアの量を減らすデータが出ています。
※消費者庁提出済み

 

特に慢性的に調子が悪い方には、食事や運動とともに効果的な乳酸菌種類を厳選して摂ることで、辛い便秘やおならの対策として有効です。

 

食事や生活習慣だけでは解決が難しい方に、乳酸菌サプリの検討してみてはいかがでしょう?

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おならを我慢するとどうなるのか?

どんな場所でも気兼ねなくできるわけではないおなら。
我慢してその場をやり過ごすことも多いでしょう。

 

ある一定時間おならを我慢すると、おならをしたくなくなりますよね。
さておならを我慢するとどこに行ってしまうのでしょう?

 

その答えは、腸壁より血中に吸収され全身をめぐることになります。
全身のめぐっている間に、肺に到達し息をしている間におならが出ていきます。
気がつかないうちに我々は口や鼻からおならをしています。

 

また、おならを我慢するとお腹が張ってどんどん苦しくなります。

 

おならの我慢は悪循環

おならを我慢することで便の流れが悪くなり、便秘が悪化し、さらに腸内細菌により発酵や腐敗が進みガスが発生し、今以上にお腹が苦しくなるという悪循環に陥ります。

 

この悪循環から抜け出すには、善玉菌を摂り悪玉菌の増殖を抑えながら、いち早く便秘解消をすることに限ります。

 

また、おならの我慢しすぎによる大腸憩室という腸に小さな穴のようなくぼみができやすくなり、その大腸憩室に炎症が起きてしまうと腸に穴があいてしまうなどの最悪のケースもあります。

 

やはりおならの量が多い人は、我慢する機会が多い人は何らかの対策をとったほうが良さそうですね。

 

おならの根本解決には便秘解消をしよう

おなら対策には便秘を治す必要があります。

 

まずおならの悪化原因、悪臭原因となる便秘を解消しましょう。

 

先ほどと記述が似てくるところがありますが、まとめとしてご覧ください。

 

便秘解消の食事

便秘解消の食事には「食物繊維」と「乳酸菌」が重要です。

 

食物繊維

おなら対策に野菜をたくさん食べましょう
食物繊維は善玉菌のエサとなり良い菌の繁殖に役立ちます。

 

また、繊維質が便の量が増えるため腸壁に刺激があり、便秘解消に役立ちます。

 

乳酸菌・ビフィズス菌

乳酸菌やヨーグルトはおならの改善に役立ちます。

 

乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌が腸内に入ってくると、増殖する際に酢酸などの酸性物質を出します。

 

すると腸内が酸性に保たれ、悪玉菌が増えることができず、酸の刺激で大腸が元気に動きます。

 

この二種類の食材を意識してしっかりと摂りましょう。

 

またオリゴ糖を摂ることにより、善玉菌のエサになり腸内環境を正常化するサポートができます。
オリゴ糖は食材としてはハチミツやバナナが有名ですが、効率的に摂るにはサプリメントやオリゴ糖単体の健康食品を購入する方が早いですね。
足りていない方は検討してみてください。

 

便秘悪化をしないような生活習慣を心がけよう
  • 適度な運動
  • ストレスをためない
  • おならを我慢しない
  • げっぷを我慢しない
  • 入浴でリラックス
  • 睡眠の質を良くする

 

腸と脳はつながっていて、緊張やストレスにより下痢や便秘になることがあります。

 

生活習慣の中でも緊張状態をできるだけ避け、リラックス時間を作り、疲労をためすぎないことがお通じ改善には重要なことです。

 

運動
お腹をねじる運動が腸を刺激しますので、腸を動かすためにも体操のようなねじり運動をしましょう。

 

また、激しすぎない適度な運動は、腸への刺激になり便秘解消につながります。
散歩や軽いジョギング、縄跳びや水泳など、ご自身が好きなスポーツを行き抜き程度でいいので定期的に行ってみましょう。

我慢しすぎない
ストレスは腸の動きが悪くなり便秘の原因になります。

 

ご自身の好きなストレス発散法も、定期的に生活に入れ、たまりすぎないようにしましょう。

 

また、おならやげっぷを我慢しすぎることも、結果として腸の動きを悪くし便秘につながります。

 

どこでもできるものではありませんが、トイレにいくなど配慮しできるだけおなかにガスをためないようにすることも重要です。

睡眠
睡眠の質を良くするには、寝る直前に食事をする、お酒を飲むなどはさけ2〜3時間以上開けてから睡眠すると質が良くなります。

 

たまにアルコールを飲むとよく眠れると言う方がいますが、お酒は睡眠の質を下げることがわかっていますので、お酒は控えることをおすすめします。
※たまに適量のお酒でストレス発散することは問題ありませんよ。

 

入浴
入浴時間もリラックスタイムとして重要です。
リラックスモードの入浴時には副交感神経が優位になり、腸の動きが良くなります。
また睡眠の質の向上にもつながります。

 

入浴中にお腹のマッサージをすることで、水圧と手の刺激でたまっていたガスが出やすくなりますので行ってみましょう。

 

このような正しいリズムで体をいたわりながら生活していくことで、腸の動きが良くなりおならの解消につながります。

 

おなら対策のまとめ

 

 

以上、おならが臭い・量の多い方への改善方法についてです。

 

おならはっ「音」「におい」ともに恥ずかしく、我慢してしまう人が多いのですよね。

 

私も昔は同じでした。

 

しかし適切な対策を知り、行うことでおならの量を少なく、臭いも減らすことが可能です。

 

今回お伝えした方法を行っていただくことで無理に我慢せず、お腹の苦しい状態から解放される人が一人で増えることを願っています。

 

できる対策から始めてみましょう。


【専門家が教える】おなら対策の便秘解消3つのコツ