日本酒酒蔵「一ノ蔵」の会社見学に行ったらステキな社長と会社があって、もっと好きになった

便秘解消プロジェクト

会社見学に行ったら、もっと「一ノ蔵」が好きになった

 

4/18に株式会社一ノ蔵さんに訪問させてもらいました。

 

会社訪問の理由はPICCという経営者の集まりの中の「100年企業研究委員会」の活動です。

 

今回訪問させていただいた一ノ蔵さんは宮城では知らない人がいないくらい有名な日本酒酒蔵です。

 

日本酒が好きな方であれば名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

そんな宮城を代表する会社に訪問し、会社を長く健康的に経営していくうえで重要なことをうかがってきましたので、そのレポートをしたいと思います。

 

私自身、腸内細菌や発酵食品に関しての情報配信をしている立場なので、発酵のプロのお話しをお伺いすることができるということで訪問前からとてもワクワク^^
※お酒もあるし

 

 

会社見学の内容


最初はお酒作りの工程などの紹介動画を10分ほど見て、工場見学がスタートです。

 


反射して見えずらいですが、お米が麹菌をまとい温められています。

 


一ノ蔵の鈴木社長が米の精米度合いと味に関して解説しています。

 


日本酒のタンクの中をかき混ぜて発酵具合を確認しているようです。

 

次に一ノ蔵の鈴木社長と、一ノ蔵酒類販売株式会社の浅見社長からお話しをお伺いしました。

 

社長からのお話し

一ノ蔵は昭和48年に4社の酒蔵が合併した合同会社です。

 

企業合同した経緯は昭和48年に日本酒の出荷数のピークを向かえ、その後右肩下がりの清酒業界の中、何かアクションを起こさないと生き残っていけないという先代の社長たちの焦りが背景にあります。

 

現在は2代目の後継者がそれぞれの家から1名選出され、役割分担で社長や関連会社社長、営業部長などを行っています。

 

肩書は違えどイメージは4名の社長が同一の社内に存在するという珍しい形態です。

 

社内に4名も社長がいるとなると、意見が合わなかったり行動決定にばらつきがあるなどのネガティブなイメージがありましたが、ポジティブなことの方が多いようです。

 

例えば、意見が合わない時は「3対1」か「2対2」の勢力図になり、3対1の場合は1名だけの意見はあきらめがつき、2対2の場合の中身は1対1の意見の衝突のことが多く、残りのメンバーがなだめるなど、逆に問題がおこらない構図になるんだそうです。なるほど〜

 

また4名全員が納得して行動をおこす時は、誰もブレーキを踏まず目標達成までの勢いがすごいというのも特徴だという話でした。

 

一人社長の場合、重要な決定事項であればあるほど迷いや不安などから自分でブレーキを踏んでしまうことが考えられますが、4人が束になれば例え問題が発生しても突破する力が強そうですよね。

 

心に響いた話

競争が激しい業界の中で生き残るために「変化する力」と「原点を忘れない」という二つの軸。

 

原点を忘れない

 

説明の中では「原点回帰」という言葉を使っていましたが、自然とうまく共生し、目に見えない微生物と対話をし、技術を磨き「民族の自然観」に立ちかえる。

 

この「民族の自然観に立ちかえる」という部分がすごく好きですね。

 

やはり不自然な経営や行いというのは自然との共生ができず、良い商品やサービスの継続が困難となり、健全な経営を継続することが難しくなるのではと感じました。

 

その他のお話しの中にも、世の中の流れが非正規社員をたくさん作り、会社だけが利益を上げるという構造は不自然。

 

一ノ蔵は逆に正社員を増やし、社員を家族といして扱うという決定は「民族の自然観」からの経営判断のように感じます。

 

また地域のお米をできるだけ使い、地域の人を雇用し地域に貢献することで、地元民に会社やブランドが愛され、経営が安定し、よい口コミがおこり販売の促進にもつながるという一連の好循環を作り出すという部分も日本人的な経営方法ですね。

 

変化する力

発想の転換という言葉を使われていましたが、お酒の流行の変化や大手の参入など安泰がない食品産業の中、凝り固まった発想だけでなく新しい価値の創造を積極的に行う変化への行動力。

 

原点を忘れないということとともに、変化への対応という二つの軸がしっかりとしているところが一ノ蔵さんのすごいところだと感じました。

 

【一番重要かも?!】だれよりも社長が楽しそう!

お話しを聞いていて肌で感じたんですが、だれよりも社長が楽しそうなんですよ(笑)

 

お酒を作る工程、イベントでの成果の話、会社の事をしゃべっている時の社長の顔が楽しそうでキラキラしていました。

 

鈴木社長と浅見社長は、日本酒が好きで、会社が好きで、従業員さんが好きで、地域が好きなんだな〜

 

きっとこんな人が作ったお酒なら美味しいはずだよな〜

 

飲む前からこんなイメージができるすてきな社長さんたちでした。
※もちろん飲みましたが(笑)

 

国分町へ

一ノ蔵の本社がある大崎市から国分町に戻ってきて、懇親会にも参加していただきました。

 

そして夜は更けていきました。 おしまい。